書評ブログ

『結果を出す人がやっている「ムダ」ゼロ仕事術』

「できるビジネスパーソンとムダの多いビジネスパーソンとの違いは、“ 時間に対する考え方の違い ” と、“ 仕事の進め方とやり方の違い ” だ」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、一部上場企業の人事部門にて、人材開発や現場力向上ノウハウの構築を行い、研修・セミナー活動を行う、中尾ゆうすけさんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

中尾ゆうすけ『結果を出す人がやっている「ムダ」ゼロ仕事術』(宝島社)

 

 

この本は、時間に対する考え方を変え、ムダゼロを目標に徹底した効率化を進めていくための、さまざまな「ムダゼロ仕事術」を紹介する本です。

 

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.「ムダ」ゼロ パソコン術

 

2.「ムダ」ゼロ メール術

 

3.「ムダ」ゼロ デスク整理術

 

4.「ムダ」ゼロ デスクワーク術

 

5.「ムダ」ゼロ 時間管理術

 

6.「ムダ」ゼロ スマホ術

 

7.「ムダ」ゼロ 汎用ソフト術

 

 

本書の冒頭で著者は、「ビジネスパーソンは年間150時間も探し物をしている」と指摘しています。

 

 

確かに自分の仕事を振り返ってみても、効率よく進まない時は、探し物に時間を取られている気がします。

 

 

今や仕事の中核を占めるパソコンでの作業において、まずはデスクトップの整理ファイルの整理起動時間短縮のためのソフトの整理が大切だ、と著者は言います。

 

 

続いて、メールのチェックや返信、そしてデスクの整理メモや電話、企画書などのデスクワークについて、効率化の基本が紹介されていて、本書を読めば、ビジネスパーソンとしての「基礎力」が身に付くでしょう。

 

 

この本の後半では、「時間管理」について述べられていて、PDCA理論の実践では、P(計画)にウェートを置くべきだ、としています。

 

 

確かに、「計画」がすべてのスタートで、とくに全体像を把握するプランが重要だ、という本書の主張は説得力があります。

 

 

本書の最後には、スマホ術汎用ソフトの効率化について紹介されていて、「こんなやり方があったのか!」という、仕事を効率化するヒントが満載です。

 

 

忙しい現代は、複数の案件を同時に進めていかねばならないこよも多く、ムダをゼロにする仕事術がますます重要になってきています。

 

 

あなたも本書を読んで、効率化の知恵を学び、結果を出すビジネスパーソンを目指してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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