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テレビ朝日「スーパーJチャンネル」出演レポート

突然、メールで問い合わせが入り、返信しましたら直ちに携帯に電話が入りました。そして、3回にわたって計3時間近く取材インタビュー

 

 

そして前日に最終確認があり、2018年12月8日(土)16:30から放送されたテレビ朝日「スーパーJチャンネル」に、ゲスト解説者として、生出演をしました。

 

 

 

出演番組の概要は以下の通りです。

 

 

1.放送日時; 2018年12月8日(土)16:30~18:00

 

2.番組名: テレビ朝日「スーパーJチャンネル(土曜日)」

       https://www.tv-asahi.co.jp/sj-ss/

 

3.キャスター:山口豊・上山千穂

 

4.場 所:テレビ朝日本社(第4スタジオ)

 

5.テーマ;ニュース特集『人生100年時代ーシニア世代のセカンドキャリア』

 

6.出 番:定年後の不安は3K(カネ・健康・孤独)について解説・コメント(約6分間)

 

 

 

本番開始の1時間前となる15:30にスタジオ入りするために、本番2時間以上前の14時過ぎテレビ朝日に到着。まずは、本社受付があるアトリウム広場のカフェで、台本の事前チェックを行いました。

 

 

  

 

 

約束時間の15:30ピッタリに本社受付にて、案内担当の方とお会いして、スタジオのあるフロアに案内していただきました。

 

 

普通のオフィスビルと同じようなエレベーターで上がっていきますが、違ったのはまず、いきなり化粧室へ直行したこと。上着を脱いで、眼鏡を外したら、あっという間に顔の化粧が終了します。まさにプロの技。スタジオは照明が強く、顔面の光るのを抑えるためだそうです。

 

 

 

化粧が済んだら、スタジオと同じフロアにあるゲスト控室へ。報道局のフロアになるので、社員やスタッフが忙しく作業をしているスペースの片隅に、小さな個室として控室があります。控室の窓から見た景色はこんな感じです。

 

 

 

 

しばらく待機していると、前日、電話で確認打合せをした小林ディレクターから「最終台本」を渡されて、本番の段取りについて説明を受けました。当日の朝にメール送付されていた「当初台本」と大きな変更はなし、とのこと。

 

 

初めてのテレビ生出演ということで、照明やカメラなど機材関係およびキャスターふたりとのやり取りを含めたリハーサルをしてくださることになりました。

 

 

スタジオの中では、かなり大がかりなセットも用意されている、という説明を受け、「定年後の不安」を、私が著書の中で提唱している3K(カネ・健康・孤独)として、大きく取り上げるセットでした。

 

 

 

 

 

リハーサル本番20分前の16:10からで、いよいよスタジオ入り。あまりの機材やスタッフの多さにビックリです。何となくテレビで垣間見たことのあるスタジオ風景を、初めて実際に目の前にしました。

 

 

すぐにキャスター席に案内されて、リハーサル開始キャスター山口豊さんはとても気さくな方で、私の著書『定年後不安』(角川新書) Kindle電子書籍にて読んでくださったそうで、名刺を頂戴して感想も伺いました。

 

 

席について、もう一人のキャスター・上山千穂さんにご挨拶。明るくて、とても温かい方です。

 

 

 

今回のニュース特集のテーマ「シニア世代のセカンドキャリア事情」についての取材映像が3カット流れた後で、約6分間の解説・コメントの時間が私の出番です。

 

 

台本によれば、全部で5つの質問に、私が答えて解説・コメントをする、という設定です。

 

 

最初の3つの質問が、私の左側(テレビでは右側)に座るメイン・キャスター山口豊アナウンサーから。そして、後半2つの質問が、右側(テレビでは左側)サブキャスターを務める上山千穂アナウンサーからです。

 

 

この間の時間が全部で6分間という尺です。リハーサルでは、淀みなくやったつもりが、全部で6分40秒で、何と40秒もオーバーしてしまいました。

 

 

2番目のKである「孤独」の解説のところで、イギリスでは「孤独担当大臣」が任命されている、というコメントが漏れていて、最初の台本では上山千穂アナウンサーが言う形になっていましたが、最終台本は私の発言に戻っていて、これを入れると時間内に収まるかどうか微妙でした。

 

 

これより短く話さなければいけない、というドキドキの私の両側で、キャスターお二人は笑顔「これならOKです。」「大丈夫!」と安心した様子。

 

 

「本番ではもう少しリズムよくやれば、全く問題ないです。」と山口さん。上山さんも「いい感じです。」と笑顔で励ましてくださいました。

 

 

お二人ともほんとうに温かい方話しやすい雰囲気を作ってくださって、感激です。

 

 

 

この後、スタジオ内の大がかりなセッティングを行うため、一旦、キャスター席から離れます。「本番直前に入ってください。」ということでしたが、もう本番まであまり時間もないので、そのままスタジオの後方で見させていただくことにしました。

 

 

直前に流れる取材映像が始まると、再びキャスター席へ。映像が約6分間ある、ということです。この映像は初めて見るものですが、しっかり見たうえで、後の解説の時間でコメントをしなければなりません。

 

 

本番直前の取材映像を見ている最中に、キャスター席の音声はオフになっているため、山口さんがリラックスのために話しかけてくださいます。上山さんも、短く声をかけてくださり、少し声を出すことで、心が落ち着きました。ほんとうに細かな気遣いに感謝です。

 

 

本番直前に、ディレクターの小林さんから、「イギリスの孤独担当大臣は無理に入れなくていいですよ」と、キャスター席の山口さん、私にアドバイス。また少し、気が楽になります。

 

 

もともと「孤独担当大臣」の話は、電話インタビューの取材で、私がディレクターの方に話していたことで、ぜひ入れたかったのですが、本番では余裕がありませんでした。アドバイス通り、カットとなりました。

 

 

 

いよいよ本番。大がかりなスタジオのセットが映り、キャスター席次第にアップになっていきます。

 

 

  

 

 

最初に、山口豊キャスター定年後の3Kの不安について、ボードをめくりながら説明していきます。

 

 

第1のKは「カネ」。これは今回のテーマではないので、2番目のKである「健康」へ。「大杉さん、これはどんな問題でしょうか?」

 

 

私の方からは、「定年退職して、仕事をしなくなると、健康にも影響を及ぼすことが分かっています。」として、ギャラップ社が1950年代にアメリカの95歳以上の高齢者に対して行ったアンケート調査を紹介しました。

 

 

  

 

 

1950年代のアメリカでは、65歳でリタイアして仕事を辞める方が平均的でしたが、95歳以上生きた人は平均80歳まで仕事をしていた、ということです。

 

 

仕事を続けていることは、1つには身体面で、規則正しい生活、早寝早起き、日にち・曜日やスケジュールなどの観念があり、健康にもいいのです。

 

 

また、心も面でも、お金を稼ぐということで、気持ちの張りや緊張感を維持する、ということで健康にプラスです。

 

 

  

 

 

 

そして、3番目のKは「孤独」です。ずっと1つの会社で定年まで勤め、しかも順調に出世してきた人ほど、定年退職した瞬間に、会社での人間関係がプッツリとなくなってしまい、孤独を感じる人が多いのです。

 

 

会社での人間関係が途切れてしまって孤独を感じると、今度は奥さんに救いを求めるわけです。ところが、奥さんの方は、すでに地域のコミュニティなどで付き合いがあって、今さら会社人間だった夫に来られても困ってしまい夫婦関係までギクシャクしてしまうのです。

 

 

 

そうした中で、私、大杉潤が提唱しているのが、「85歳まで現役で働く」こと。

 

 

  

 

 

 

そのためには、敢えて新しいフィールドで勝負することを私は薦めています。

 

 

  

 

 

 

大企業で働いてきた人が中小企業を舞台にする、東京で働いていた人が人材のいない地方で活躍する場を見つける、または業種を変えることも大きな選択肢でしょう。

 

 

 

  

 

 

最後に、取材映像が流れていた大戸さんのケース(鉄鋼メーカー勤務から、保育士補助へ転身)について、理想的なパターン、とコメントさせていただきました。

 

 

その理由は、第1に「熱い思い」があること、第2に「保育士不足」という社会的ニーズがある仕事であること、そして第3に、さらに保育士資格にチャレンジするなど「学び続ける」姿勢があること、という3点です。

 

 

この3点を、新たなフィールド「85歳まで現役で働く」ための3つのポイントとして、挙げさせていただきました。

 

 

 

多くの方々に生出演の様子を、視聴いただきまして、ほんとうにありがとうございました。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!