『定年後も働きたい。-人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方』

2019.12.21 (土)

「リタイア後の生き方・働き方は組織という枠にがんじがらめだった時代よりもずっと自由で多彩です。」と述べて、シニア世代が自分らしい生き方を見つけるためのバイブルになることを願って書かれた本があります。

 

 

本日紹介するのは、早稲田大学第一文学部を卒業IT企業に20数年勤務後、2000年に起業して現在は、有限会社アリア代表、NPO法人シニアわーくすRyoma21理事長、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、シニアライフアドバイザー松本すみ子さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

松本すみ子『定年後も働きたい。-人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

 

この本は、「人生100年の時代には舞台がいくつもあります。受け身の姿勢から脱出し、自ら新たなステージで生きる自覚と準備が求められます。」と提唱して、シニアライフの第一人者考え方から見つけ方までやさしく解説している書です。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.定年後の仕事探しは「悩む」ことから始まる

 

2.なぜ「やりたい仕事」が見つからないのか

 

3.定年後の仕事の考え方と見つけ方

 

4.シニア女性の働き方

 

5.こうして彼らは自分の仕事を見つけた

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「イノベーションを起こせるのは若い人だけではなく、豊富な人生経験、ビジネス経験を積んだシニアのほうが大きな可能性を秘めている」として、「第4新卒」を募集した森下仁丹の例を紹介しています。

 

 

 

また、パソナグループが「人生に定年無し!」を掲げ、65歳からの新入社員「エルダーシャイン」80名の採用を行った事例を挙げ、「過去に必要以上に固執せず、自分の経験と知恵を生かせる機会はどこにあるかを検討してみることが大切」と述べています。

 

 

 

そして問題なのは、一般の会社員がこれまで「定年後の自分の人生や仕事に関して考える時間を持たなかった」ことだとしています。

 

 

 

続いて、高齢化の進んだ日本では、シニア世代への期待が高まっており、以下のことが大切だ、としています。

 

 

◆ 働き方や仕事のイメージを見直す

 

◆ 企業は定年退職者の活用法を考える

 

◆ シニアの特徴を生かせる新たな職場や機会を作り出す

 

◆ 経験・スキル・思いを見える化する

 

 

 

とくに最後に挙げた「経験・スキル・思いの見える化」については、「スターティングノート」次の4ステップで自由に書くことを著者は勧めています。

 

 

1.過去を分析する

 

2.現状を見つめる

 

3.意思確認

 

4.今後の人生シナリオと行動プラン作成

 

 

それぞれの詳細項目や書き方については、ぜひ本書を手に取ってお読みください。

 

 

 

この本の中盤では、定年後の仕事の考え方と見つけ方が説明されています。ポイントは以下の通り。

 

 

◆ 判断材料として大切なのは、①生活資金、②健康、③意欲・意思

 

◆ ワークシェアリング(プチ勤務)

 

◆ SOHOなどの身の丈起業

 

◆ パラレルキャリア

 

 

 

◆ クラウドワーク(ギグエコノミー)

 

◆ 有償ボランティア

 

◆ コミュニティビジネス

 

 

 

さらに、本書の後半では「シニア起業」のスタイルについて、様々な形態が紹介されていて、とても興味深く読めます。ポイントは次の取りです。

 

 

◆ 雇われない働き方として、「法人」か「個人事業」か

 

◆ 個人事業主とフリーランスの違い

 

◆ 自分の好きなことを自分でやる「ゆるやかな起業」

 

 

 

◆「今日のご飯」と「明日の夢」

 

◆ 中小企業庁の運営するポータルサイト「ミラサポ」で、補助金・助成金をチェック

 

◆ クラウドファンディングの活用

 

 

 

この本の最後で著者は、「シニア女性の働き方」について、以下の通り、ポイントを整理しています。

 

 

◆ 自分の定年、夫の定年

 

◆ ダブルインカム・シニア夫婦が増える

 

◆ ビジネスの常識やルールを知る

 

 

 

この本の巻末には、65歳から定年後の仕事を見つけた6名の事例が紹介されていて参考になります。

 

 

 

そして、「団塊世代」という言葉の生みの親である故・堺屋太一さんが、「3番目の日本」を作ろうとしていたことを紹介しています。次の3つです。

 

 

1番目:「強い日本」(明治維新以降)

 

2番目:「豊かな日本」(高度経済成長期)

 

3番目:「楽しい日本」(シニア世代が主役の1億総活躍社会)

 

 

 

また、この本の「定年後も働きたい」というコンセプトは、私が昨年出版した『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)にて提唱した「トリプル・キャリア」に通じるものがあり、深く感銘を受けました。

 

 

ぜひ、拙著も併せてお読みいただければ、皆さまの参考になります。

 

 

『定年後不安 人生100年時代の生き方』

 

 

 

あなたも本書を読んで、人生100年時代の「仕事の考え方と見つけ方」を学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

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