『おひとりさまの老後対策』

2020.04.12 (日)

増え続ける生涯未婚率に加え、離別死別で高齢の「おひとりさま」が激増の一途をたどっている現代の日本社会で、年金制度が夫婦単位で設計されているための危機が単身高齢者にのしかかっていることを指摘している本があります。

 

 

本日紹介するのは、大阪府出身で、国税庁で10年間、法人税担当調査官として勤務し、退職後に経理事務所などを経て、フリーランスのライター・作家となり、執筆、ラジオ出演、連続ドラマの監修など幅広く活躍している大村大次郎さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

大村大次郎『おひとりさまの老後対策』(小学館新書)

 

 

この本は、ごくごく普通の生活をしてきたひとり暮らしの人たちに、老後を無理なく快適に暮らせる程度のお金を確保する方法を紹介している書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.高齢単身者の超厳しい現実

 

2.とにかく所得と年金を増やせ!

 

3.単身者こそ相続対策を怠るな

 

 

4.終の棲家をどうしますか?

 

5.賢いダウンサイジングで生活防衛

 

6.生活保護は恥ずかしいことではない

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「孤独」の死亡リスクは3割高まる、というアメリカ・ブリガムヤング大学ジュリアン・ホルトランスタッド教授30万人以上のデータを対象にした調査研究として、次の通り「孤独リスク」を紹介しています。

 

 

◆ 1日にタバコを15本吸うことに同等

 

◆ アルコール依存症に同等

 

◆ 運動をしないことよりも高い

 

◆ 肥満の2倍高い

 

 

 

さらに、「孤独」心臓病、血管疾患、がんなどあらゆる病気のリスクを大きく高めストレスホルモンであるコルチゾールを上昇させ、免疫力を低下させる、という研究発表を紹介しています。

 

 

 

続いて、所得と年金を増やすことについて、以下のポイントを提言しています。

 

 

◆ 確定拠出年金、NISA、個人年金などの運用

 

◆ 勤続40年に達していない人は、付加年金を加えて国民年金を満期に

 

◆ フリーランス・自営業者は、①国民年金基金、②小規模企業共済、③確定拠出年金

 

 

 

本書の中盤では、単身者こそ「相続対策」をすべきこと、および「終の棲家」について、著者の考え方を提示しています。ポイントは以下の通り。

 

 

◆ 遺言書は必ず残す

 

◆ 生命保険は有効な節税アイテム

 

◆「一生賃貸生活」は老後破綻への入り口

 

◆ 高齢単身者にとって「持ち家」は最大のセーフティネット

 

◆ シニア向けマンション購入で孤独や雑事から解放される

 

 

 

この本の後半では、賢いダウンサイジングで生活防衛するポイントが、次の通り紹介されています。

 

 

◆ 固定費(自動車・固定電話・スマホ・新聞・水道高熱費)の削減

 

◆ 図書館、公共のスポーツジム、公営の「習い事」の活用

 

◆ 地域サークル、ボランティア

 

 

 

最後に、国民健康保険や生活保護について解説されています。

 

 

 

あなたも本書を読んで、「おひとりさまの老後対策」について考えてみませんか。

 

 

 

2020年5月21日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第101回】おひとりさまの「老後対策」にて紹介しています。

 

 

 

 

 

毎日1冊、ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

 

 

 

 

では、今日もハッピーな1日を!

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