書評ブログ

『「会社員」として生きる』

「会社員は最高の働き方である」「とくに日本の正社員は、あなたが考えている以上にメリットだらけです」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、1968年北海道生まれで、平日は建設会社の総務・経理部長、その他の時間を税理士、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師、ビジネス書著者5つの副業をするスーパーサラリーマン石川和男さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

石川和男『「会社員」として生きる』(きずな出版)

 

 

この本は、会社員という立場をうまく使いこなし、いざというときのために、会社員でなくなっても困らない力を身につけ、会社員として楽しみながら生きていくヒントやコツを詰め込んでいる書です。

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

1.はじめに 会社員ほど恵まれた環境はない

2.会社員だけがもっている7つのメリット

3.仕事に「やりがい」はなくてもいい

4.出世はしてもいいし、しなくてもいい

 

5.会社員の人とは仲良くしなくていい

6.残業ゼロ・定時で絶対帰る仕事術

7.人生を豊かにする転職・副業・趣味

8.おわりに

 

 

この本の冒頭で著者は、「会社員だけがもっている7つのメリット」を以下の通り、説明しています。

 

◆ 会社員は「会社の信用」を借りられる

◆ 会社員は「安定収入」を得られる

◆ 会社員はめったなことではクビにならない

◆ 会社員はめんどうなお金のことを勉強しなくていい

◆ 会社員は自分の仕事に集中できる

◆ 会社員はお金をもらいながらいろいろ学べる

◆ 会社員は失敗しても最終的な責任を負わない

 

 

本書の前半では、「仕事に『やりがい』はなくてもいい」こと、および出世はしてもいいし、しなくてもいい」ことについて解説しています。主なポイントは次の通り。

 

◆ 仕事をライスワークと割り切る

◆ 上司はうまく使い倒す

◆ 仕事のやり方にこだわり過ぎない

◆ 移動や転勤も前向きに受け止める

 

◆ 独立・起業した人と会社員を比べない

◆ 給料の多い少ないを他人と比べない

◆ 出生にこだわりすぎない

◆ 会社員は成功も失敗もさっさと忘れる

 

 

この本の中盤では、「会社員の人とは仲良くしなくていい」こと、および残業ゼロ・定時で絶対帰る仕事術」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ 人の悩みの9割以上は「人間関係」

◆ プライベートで上司や部下に気を遣う必要はない

◆ 部下は必ず「さん付け」で呼ぶ

◆ 二次会には行かない

 

◆ 定時は「仕事が終わる時間」と考える

◆ すべての仕事を「細切れ」にする

◆「すぐやる」のをやめる

◆ 朝の時間を有効活用する

 

 

本書の後半では、「人生を豊かにする転職・副業・趣味」について、次のポイントを説明しています。

 

◆「いい転職」と「悪い転職」がある

◆ 会社が明日なくなっても大丈夫な働き方を

◆ 副業は「小遣い程度」から始める

◆ 趣味を持ち、人生を充実させる

 

 

この本の締めくくりとして著者は、「会社員を楽しむコツ、それはひと言でいえば、『どっちでもいい』という精神を持つことです。」と述べています。

 

 

あなたも本書を読んで、仕事のコスパを最大化し、人生がどんどん楽しくなる「会社員としての働き方のコツ」を学び、実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2643日目】