書評ブログ

起業する前に『決断力』を読む!

天才棋士が初めて公開した「勝つための頭脳」に関する書があります。本日紹介するのは、羽生善治さんの書いた、こちらの書です。

 

 

羽生善治『決断力』(角川ONEテーマ21)

 

 

 

この本は、追い込まれた時のプレッシャーに対して、どう受け止めてどう考え、どのように対処するか、ということを「決断力」をキーワードに述べた書です。

 

 

それは、本書の「まえがき」で、著者の羽生善治さんが初の「名人」獲得を直前にして、猛烈なプレッシャーを受けて克服した時の「心の動き」が描写されているのを読むと、よく分かります。

 

 

追い込まれた時の「勝負」は、理屈やテクニックよりも、「メンタル」だと言うのです。

 

 

 

本書は、「まえがき」に続いて、以下の5部構成から成っています。

 

 

1.勝機は誰にでもある

 

2.直感の7割は正しい

 

3.勝負に生かす「集中力」

 

4.「運ぶ」情報、「捨てる」情報

 

5.才能とは、継続できる情熱である

 

 

 

この本には、珠玉のメッセージが随所に出てきます。さすがに若くして棋士の頂点を極めた勝負師の言葉です。

 

 

私の心に響いた言葉をピックアップして紹介します。敢えて説明、解説は必要ない、「心に響くメッセージ」の数々をご覧ください。

 

 

1.勝負の土壇場では、精神力が勝敗を分ける

 

2.勝負どころでは、単純に、簡単に考えろ!

 

3.知識は「知恵」に変えてこそ自分の力になる

 

4.直感と取捨選択した情報からの「決断力」が勝負の「決め手」

 

5.全体を判断する目とは「大局観」

 

 

6.決断は、怖くても前に進もうという勇気が試される

 

7.常識を疑うことから新しい考え方やアイデアが生まれる

 

8.集中力だけを取り出して養うことはできない

 

9.知識に自分の思考やアイデアをプラスする

 

10.才能とは、継続できる情熱である

 

 

とりわけ、最後のブレーズ「才能とは、継続できる情熱である」は、私の心を掴んで離しません。

 

 

Habit is Second Nature. (習慣は第二の天性なり)

 

 

外山滋比古さんが紹介してくれた、上記の「イギリスの諺」に通じるものがあります。

 

 

羽生善治さんも、米メジャーリーグで活躍するイチロー選手も、「継続する」、「習慣にする」天才なのでは、と思っています。

 

 

 

多くの示唆に富んだ本書を、チャレンジする人生を選択する、あなたに贈りたいと思います。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

 

 

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