『働かない「働き方改革」でいいのか? 甘えが日本をダメにする!』

2020.06.19 (金)

「働き方改革は令和の時代になって、社長も働く一人ひとりも、改めて『私にとって仕事とは何か?』という問いかけに対して考えるきっかけを提供しています。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、1957年仙台市生まれ、中央大学卒業後、品川白煉瓦株式会社(現・品川リフラクトリーズ株式会社)に入社、人事、経理、営業に携わり、2000年にエグゼクティブ系を得意とする人材紹介会社に移ってトップエージェントとして活躍、2005年にアクティベイト株式会社を設立して、代表取締役に就任、内閣府地方創生事業の「プロフェッショナル人材戦略事業」全国41県に登録講師などを務める海老一宏さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

海老一宏『働かない「働き方改革」でいいのか?  甘えが日本をダメにする!』(平成出版)

 

 

この本は、働き方改革の必要性と推進の問題点について、「中小企業の経営改革」「働く者の意識改革」の両面から考察し、働き方改革が日本の未来を決めることを提唱している書です。

 

 

 

本書は以下の9章の構成から成っています。

 

 

1.働き方改革は日本の未来に必要なのか?

 

2.企業を襲う3つのマイナス環境

 

3.人材戦略の見直し

 

4.オンリーワン戦略でブルーオーシャン市場をめざす

 

5.社長の10/10意識

 

 

 

6.人生設計の見直し

 

7.オンリーワン戦略

 

8.個人の2/2戦略

 

9.働き方改革で手に入れる日本の未来戦略

 

 

 

この本の冒頭で著者は、働き方改革がなぜ日本に必要になったのか、および推進上の問題点を説明しています。

 

 

 

著者は、とくに以下の「3つの生産性低下」が怖い、と警鐘を鳴らしています。

 

 

◆ 総労働時間の減少

 

◆ シニアや勤務経験の少ない女性の活用

 

◆ 労働意欲の減退

 

 

 

続いて、企業を襲う3つのマイナス環境を、次の通り挙げています。

 

 

1.消費税の増税

 

2.最低賃金の引上げ

 

3.人生100年時代と年金問題でクローズアップされた老後の不安

 

 

 

本書の中盤では、労働生産性を高める「中小企業の3つの経営改革」について考察しています。大きな柱は次の3つです。

 

 

1.人材戦略の見直し

 

2.オンリーワン戦略でブルーオーシャン戦略をめざす

 

3.社長の10/10意識

 

 

 

1番目の「人材戦略の見直し」では、「戦略人材採用」は投資と割り切り、外部の大企業・中高年人材を活用し、置き換え人材や増員人材とは全く違うミッションを与えて、社内にイノベーションを起こすことが重要です。

 

 

 

2番目の「オンリーワン戦略でブルーオーシャン戦略をめざす」では、顧客の気づいていない問題を発見し、解決するイノベーションを起こすことです。組織の多様性がイノベーションを起こすのです。

 

 

 

3番目の「社長の10/10意識」とは、10年後の会社を10倍にするという目標設定をして社長は仕事をする、ということ。それには➀外部の情報収集をして未来を予測して戦略を立てる、②外部人材の採用、の2点が必要になります。

 

 

 

この本の後半では、「働く者の3つの意識改革」について解説しています。大きな柱は次の3つです。

 

 

1.人生設計の見直し

 

2.オンリーワン戦略

 

3.個人の2/2戦略

 

 

 

1番目の「人生設計の見直し」は、「労働の意識」と「具体的な労働の仕方」の両方の変化ポイントです。

 

 

 

自分を変える4つのステップとして、著者は以下の通り、手順を説明しています。

 

 

◆ 覚悟

 

◆ 行動

 

◆ 意識

 

◆ 習慣

 

 

 

2番目の「オンリーワン戦略」は、以下の考え方がポイントです。

 

 

◆ 人生の居場所づくりが大事

 

◆ 夢を持ち、今を磨く、行動する

 

◆ 真似してもいいから、オンリーワンに近づく

 

◆ 他力本願ではなく、主体性を持った「自力本願」の心構え

 

 

 

3番目の「個人の2/2戦略」とは、2年で2倍の目標にする意識です。2年という期間で、自分の仕事を2倍できるように工夫をすると、仕事が意欲的になり、日々の過ごし方が健康的になり、仕事を多方面から見ることができ、上司の見る目が変わり、出世できて給料も変わる、と著者は言います。

 

 

 

この本の最後で著者は、「VUCAの時代」(=Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity;複雑性、Umbiguity:曖昧性)という先が見えない時代は、以下の3つの理由でチャンスだ、と述べています。

 

 

◆ ブランドマークに価値を感じない人が増え、経済・社会・文化もVUCA化してミニヒット、マイクロヒットで市場が成り立つ

 

◆ ネットの中の世界やバーチャルな世界が生まれた

 

◆ どんな個性も認められる

 

 

 

あなたも本書を読んで、「できる」「やってみる」「あきらめない」の3つキーワードにして、VUCAの時代の「働き改革」を生き抜いていきませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2426日目】

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