「節税って、なんだか難しそう」― そう感じている方ほど、実は一番トクを逃しているのかもしれません。

本日紹介するのは、大阪府出身。元国税調査官として10年間、主に法人税調査に従事した後、経営コンサルタント、フリーライターとして活躍し、税の “裏側” を知り尽くした
大村大次郎さんが著した、こちらの書籍です。

大村大次郎『税務署が嫌がる税金入門 ~〝ゼイ活〟で手取りを増やそう!』(かや書房)

本書のキーワードは、とても明快です。それは ―「お金を増やしたいなら、まず節税から」という発想。投資にはリスクがある。貯金ではほとんど増えない。でも節税なら、リスクゼロで、やればやるほど手取りが増える。

著者は、元・国税調査官という立場から、「なぜ多くの人が税金を払いすぎているのか」
「なぜ税務署は積極的に節税を教えてくれないのか」ー その構造を、驚くほどわかりやすく解説していきます。

本書は、以下の10部構成から成っています。

1.大半の人が税金を払いすぎている

2.税金を払い過ぎのカラクリ

3.こういう人は税金還付になる可能性が

4.健康関連でも税金還付漏れが多い

5.生命保険、損害保険でも税金還付漏れが

6.還付申告はとても簡単

7.ふるさと納税は何が得なのか

8.節税しながら老後資金を積み立てる

9.投資するときは税金に気をつけよう

10.家、車、海外旅行で税金を安くする

 

本書の前半では、「なぜ税金を払いすぎてしまうのか」という現実が明らかにされます。
主なポイントは以下の通りです。

◆ 税金は「自動的に最適化」されるものではない

◆ 知らないだけで損をしている人が圧倒的に多い

◆ 税務署は節税を積極的には教えてくれない

◆ むしろ誤解を招く情報が放置されている

◆ 税金は「知っている人」が有利な仕組み

 

この本の中盤では、具体的にどんな場面で税金が戻ってくるのかが紹介されます。
とくに身近で見逃されがちなポイントは次の通り。

◆ 医療費や健康関連での還付漏れ

◆ 生命保険・損害保険の控除の見落とし

◆ 還付申告は思っているよりずっと簡単

◆ 「面倒そう」が最大の損失要因

◆ 数万円単位のお金は十分に取り戻せる

 

本書の後半では、節税を「守り」だけでなく「攻め」に使う視点が語られます。
主なポイントは以下の通りです。

◆ ふるさと納税の本当の得・損

◆ 老後資金づくりと節税は同時にできる

◆ 投資は「税金込み」で考えないと失敗する

◆ 家・車・旅行でも税金はコントロールできる

◆ ポイ活よりも、確実に効くのが〝ゼイ活〟

 

この本を読んで強く感じるのは、「節税は、お金のテクニックではなく、生活防衛術である」ということ。収入を増やさなくても、生活レベルを下げなくても、リスクを取らなくても、知るだけで手取りは増やせる。

インフレで生活が苦しい今だからこそ、まず最初に読むべき「超・実践的なお金の教科書」です。

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では、今日もハッピーな1日を!【3955日目】