集客を実現するための、動画の作り方から、投稿の方法、チャンネル活用法、外部サイトやSNSとの連携まで、「ビジネスツールとしてのYouTbe」を一冊で完全理解できるように書かれた本があります。
本日紹介するのは、2003年より動画をビジネスに活用することを提案し、動画マニュアルの制作・販売、ツール提供などの活動をしている株式会社ウェブデモ代表の川崎實智郎さんが書いた、こちらの書籍です。
川崎實智郎・リンクアップ『YouTube 集客の王道~売上に直結する「投稿」の基本と実践』(技術評論社)
この本は、中小企業の経営者や個人事業主の方を対象に、「自分たちの商品やサービスをどうやって知ってもらうか」「YouTubeをいかにビジネスに役立てるか」という課題を解決するために書かれたものです。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.YouTube集客の基本
2.集客につながる動画を作成する
3.YouTubeに動画を投稿する
4.チャンネルで顧客を囲い込む
5.自社サイトやSNSと連携して売上につなげる
6.情報分析でYouTubeの運用を改善する
7.スマホからYouTubeを管理する
8.YouTube動画の収益化
この本の冒頭で著者は、YouTube 集客のメリットを次の通り挙げています。
◆ 圧倒的なYouTubeユーザー数
◆ 動画だから直感的に訴求できる
◆ メンテナンスがいらない
続いて、動画投稿の狙いとして以下の5点を説明しています。
◆ 不安心理を解消する情報発信
◆ 検索されやすいキーワードを設定
◆ 自身が何者なのか認知してもらう
◆ ブランドイメージを強化する
◆ 既存顧客を囲い込む
さらに、YouTubeアカウントやチャンネルの作成、その仕組みについて基本を解説しています。
次に、集客につながる動画の作成と動画の投稿について、以下の通りポイントを説明しています。
◆ 動画の必須要素は、「フック」「マニュアル」「共感」
◆ シナリオの王道パターンは、①課題の提示、②解決方法の提示、③3つの根拠の提示
◆ やってはいけないNG事項(著作権・肖像権違反、誹謗中傷・虚偽の発信、動画の商用利用)
◆ 編集のコツは、①長さ、②切り替え効果、③字幕、④BGM
◆ 投稿動画の情報を編集する
◆ タイトルと説明文
◆ タグとハッシュタグでSEOを強化する
◆ 目を引くサムネイルを作成する
◆ カードで別の動画に誘導する
◆ 終了画面で別の動画に誘導する
◆ ブランディングを設定する
◆ ライブ配信でセミナーを開催する
本書の後半では、チャンネルで顧客を囲い込むこと、および自社サイトやSNSと連携して売上を上げるコツを、次の通り解説しています。
◆ チャンネルをカスタマイズする
◆ 説明文とメールアドレスを設定する
◆ 再生リストの仕組みと活用法を知る
◆ チャンネルの紹介動画を配置する
◆ 動画やチャンネルに自社サイトへのリンクを貼る
◆ ブログ内に動画のリンクを貼る
◆ 自社サイトでチャンネルを宣伝する
◆ TwitterやFacebook、メルマガで動画を紹介する
この本の終盤では、情報分析でYouTubeの運用を改善するポイント、およびスマホからYouTubeを管理する方法が紹介されています。主なポイントは以下の通り。
◆ YouTubeアナリティクスにて分析する
◆ YouTube Studio アプリを準備する
◆ コメント、再生リストを管理する
◆ 出先で投稿動画の情報を編集する
巻末には、付録として、YouTube動画の収益化についての解説が掲載されています。
あなたも本書を読んで、YouTube集客の王道を学び、実践してみませんか。
毎日1冊、ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
では、今日もハッピーな1日を!