「お金を求めるのではなく、自分の生き方としての仕事をする」と提唱する、天職探しのバイブル本があります。
本日紹介するのは、数多くの成功者に影響を与えたマーシャ・シネターさんが書いた、こちらの書です。
マーシャ・シネター『ワクワクする仕事をしていれば、自然とお金はやってくる』(ヴォイス)
この本は、次のような著者のポリシーによって書かれた「天職探しのガイドブック」です。
◆ 寝ている時間を除けば、人生の半分以上を過ごしている「仕事」
◆ それをイヤイヤしていることほど不幸はない
◆ お金を求めるのではなく「自分の生き方」としての仕事をする
◆ それこそが「天職」であり、自然とお金は引き寄せられてくる
本書は、豊富なインタビュー事例を引きながら、あなたにふさわしい生き方を解き明かしてくれます。
本書は、以下の11部構成から成っています。
1.好きなことをしていれば、お金はあとからついてくる
2.「ワクワクする仕事探し」の心理学
3.信じる者は、きっと救われる
4.自分自慢の表現術
5.頼りになる自分で行こう
6.「ビッグR」って何?
7.「ビッグS」を乗り越えて
8.静かなる、お金の流れ
9.臨機応変になろう
10.遊びと中毒の境を泳ぐ
11.愛すべき仕事たちへ
上記の構成の中で、一般には聞いたことのない概念が6番目と7番目に出てくる「ビッグR」と「ビッグS」でしょう。
「ビッグR」とは、Resistance(=抵抗)のことで、私たちを人生の困難と欲求から遠ざけようとする微妙な心のメカニズムのことです。存在の大小はあっても、好きなことをやっている人々のなかにさえひそみ、日常の問題や仕事、日課などを困難にしていきます。
もうひとつの「ビッグS」とは、Shoulds(=すべきこと)のことで、両親、先生、同僚、宗教的解決、メディアなど、社会的な情報源によって教えられる人生の重要なルールです。
こうした「命令」は、私たちの心に、どんな人間になり、何を行い手に入れて、どのような人から見られるべきかについて、矢継ぎ早のイメージとサブリミナル効果のあるプログラムを打ち込む力をもっています。
エリック・バーンはこれを「人生の脚本」と呼び、「脚本」は他人からコントロールされるプログラムです。しかし本書では、人生のゴールや行動力をリストにして、「すべきこと」と「すべきでないこと」を自分で決めていこうと提唱しています。
最後に本書の終盤で著者が述べている「仕事の本質」について、以下に紹介しましょう。ここでいう「仕事」とは、「天職」のことです。
「仕事とは、成熟した大人が自分と他人に愛情を表現していく方法です。人間は、仕事や人間関係をとおして自分の居場所を見つけ、それに属し、責任をとります。」
あなたも、多くの「天職本」のガイドブックとなった本書を読んで、「ワクワクする仕事」を選ぶ人生に変えていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!