2013年3月から2年間にわたって、東京新聞のサイト(東京新聞ほっとWeb)に連載されていた人気記事がまとめて書籍化されました。
本日紹介するのは、小説家・山内マリコさんが書いた、こちらの書籍です。
山内マリコ『東京23話』(ポプラ社)
この本は、東京23区のそれぞれが、自分の区の歴史や街の特徴・様子などを、ストーリー仕立てで自ら紹介している小説・短篇集です。
単なる区のガイドではなく、歴史的な秘話のような象徴的なエピソードと、その後の街の変貌などが、心温まるストーリーとして描かれていて、思わぬ発見があったりして、興味深く読み進めていけます。
本書は、千代田区から江戸川区までの23区の紹介ストーリーをメインとして、以下の6部構成から成っています。
1.23区の紹介ストーリー(千代田区~江戸川区)
2.特別収録; いい街の条件(武蔵野市)
3.特別収録; 東京の誕生(東京都)
4.あとがき
5.参考資料(文献)
6.付録; 東京地図案内
23区それぞれに、面白いストーリーとなっていますが、私がとくに印象に残った区を、以下に挙げておきます。
◆ 千代田区(ビートルズのいた街)
◆ 港区(最高にイカしてる)
◆ 新宿区(噂のあいつ)
◆ 台東区(遅れて来た青年)
◆ 江東区(リトルマンハッタン)
◆ 品川区(俺の話は枕が長い)
◆ 目黒区(昭和の竜宮城)
◆ 渋谷区(シブヤからの恋文)
◆ 世田谷区(ああ幻の東京五輪)
◆ 練馬区(大泉サロンへようこそ)
さらに、吉祥寺が人気の武蔵野市の魅力や東京都の誕生についても、その歴史やストーリーは興味深いものがあります。
あなたも本書を読んで、東京都の23区それぞれの魅力を再発見してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を