「たった2文字を変えただけで、売り上げが1.5倍になった!」と提唱し、世界の名だたるWebサービス企業が急成長した裏に隠されている技術「小さなコピーライティング」について解説した本があります。
本日紹介するのは、デジタルマーケターでクロスハッカーの山本琢磨さんが書いた、こちらの書籍です。
山本琢磨『Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー』(秀和システム)
この本は、ボタンの文字やフォームまわり、エラーメッセージ、写真やキャプションなど、これまでコピーライティングの教材や専門家がまったく話さなかった、非常に細部の箇所のコピーである「マイクロコピー」に焦点を当てて、そのノウハウを解説したものです。
本書は以下の11部構成から成っています。
1.マイクロコピーの魅力
2.マイクロコピー改善の準備
3.思わずクリックしたくなる強力なコンバージョンボタンのマイクロコピー
4.会員獲得を容易にするサインアップフォームのためのマイクロコピー
5.読者をラクに増やすメルマガ購読フォームのマイクロコピー
6.サポート精神あふれるお問い合わせページのマイクロコピー
7.スムーズに記入を促すプレースホルダーのマイクロコピー
8.相手の心を汲み取るエラーメッセージのマイクロコピー
9.口コミが広がりバズる404ページのマイクロコピー
10.ユーザー体験をもたらすマイクロコピー集
11.オリジナルのマイクロコピーの作り方
この本の冒頭で著者は、マイクロコピーを使う上でカギとなるものは、ライティングスキルではなく、究極の「顧客理解」だ、と述べています。
マイクロコピーは、接して難しい方法ではなく、小さなことで大きな改善ができることが分かってきた、と本書では述べています。
この本を読めば、あなたを成功に導くアイデアがすぐ目の前に転がっていることに気づくはずだ、と著者は言います。
具体的なマイクロコピーによる改善事例が、本書には豊富に掲載されていて参考になります。ぜひ、実際にこの本を手に取って、確認することをお薦めします。
コピーライターのダン・ケネディは、広告・マーケティングを成功させる方法について、「マーケティングの3M」を提唱しています。
「正しいマーケット(Market)に、正しいメッセージ(Message)を、正しいメディア(Media)を通じて伝える。」という3M
です。
これに、マイクロコピーについては、インターコムのCOO、デス・トレーナーの次の言葉にあるように、もう一つの要素を加えるのが正しいでしょう。
「正しい相手に、正しいメッセージを、正しいタイミングで、正しい方法で送りなさい。」
これは、「マイクロコピーを成功させる4つの要素」だと、本書では説明しています。
あなたがもし、オンラインを舞台にビジネスを展開しているならば、ウェブサイト上のコピーの数文字を書き加えたり、修正したりするだけで、会社の年間目標を、今日のうちに達成してしまうこともあり得る、ということです。
あなたも本書を読んで、マイクロコピーの大きな効果について、しっかりと学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を