ビジネス書専門の書店としてユニークな展開をしている天狼院書店が、池袋駅･西口直結のビル「Esola 池袋店」STYLE for Biz を２０１８年４月２４日にオープンしました。
そのオープン記念イベントの第２弾として、下記の通り、イベントを開催し、登壇いたしました。
１．日時： ２０１８年５月９日（水）１９：３０～２１：００
２．場所： 天狼院書店「Esola 池袋店」STYLE for Biz
http://tenro-in.com/category/esola
３．講師： 大杉 潤
４．テーマ： 定年後不安を解消する！ ビジネスパーソンのための「人生戦略」
５．参加費： ３０００円＋書籍購入（８２０円＋税）
わずか１週間前の直前の告知にも関わらず、定員２０席が満席になる盛況のイベントになりました。
今回は、私の新刊書籍『定年後不安 人生100年時代の生き方』（角川新書）の刊行も記念して、そのエッセンスをビジネスパーソン向けに話して欲しい、という依頼で、急遽、イベント開催が決まりました。
私の方から、パワーポイントを使って、書籍の中味についてエッセンスをお話しし、とくに人生１００年時代の「生涯現役戦略」について、要点を説明しました。
ポイントは、「トリプル・キャリア」という、働く期間を３つに分ける人生設計と、そこに「幸福学」の考え方を入れること。
トリプル・キャリアとは、以下の３つです。
◆ ファーストキャリア： 会社員、働く時間・場所・仲間・仕事内容を選べない、定年がある
◆ セカンドキャリア： 雇わない、雇われない働き方、好きなことを仕事にして定年がない
◆ サードキャリア： ７５歳の壁の前後に、理想の働き方に移行、働く時間・場所・仲間を制限して働く
また、ヘルシーエイジングという考え方についても紹介しました。
ヘルシーエイジングとは、東京大学高齢社会総合研究機構が提唱しているコンセプトで、「身心が衰えてきても、そこそこ元気に楽しく、自分らしく、自立的に暮らし続ける。ほどほど健やかな歳の取り方をめざす考え方」です。
アンチエイジングとは違って、「老い」による衰えは予め覚悟しつつ、それに対応できるようにしっかりと予防や準備をしていく、という日々の姿勢や習慣になります。
幸福学は、前野隆司・慶応義塾大学大学院教授が提唱するもので、以下の「幸せの４つの因子」から成ります。
１．やってみよう！： 自己実現と成長の因子
２．ありがとう！： つながりと感謝の因子
３．なんとかなる！： 前向きと楽観の因子
４．ありのままに！： 独立とあなたらしさの因子
幸福感の高い会社員は、創造性が３倍、生産性が１．３１倍、売上は１．３７倍になる、という研究結果も紹介しました。
幸福感とパフォーマンスや、健康・寿命などには高い相関関係があるのです。
このあと、研修講師としてアライアンスパートナーとなっている株式会社ＨＲインスティテュートの紹介をして講演を終了としました。
質疑応答があったのち、４～５名ずつのグループに分かれて、グループワークを行い、参加者の皆さんで活発な交流がなされました。
最後に、個別に書籍へのサインや記念撮影などを行って、イベントは終了となりました。
ご参加いただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。
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では、今日もハッピーな１日を
