「『定年後』には、『定年前』とは真逆の世界が待っている。それを楽しむか、悲観するかは自分次第」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1935年生まれで、一橋大学経済学部卒業後、伊藤忠商事を経てソニー入社、1973年に米国のシンガー社に転職後、ソニーに再入社し、ソニー顧問等を経て、プロ経営者の紹介を行う株式会社CEAFOM代表取締役社長の郡山史郎さんが書いた、こちらの書籍です。
郡山史郎『定年前後「これだけ」やればいい』(青春新書)
この本は、84歳の現在も現役として、フルタイムで働き続けている著者が、定年後の再就職をサポートしてきた3,000人を超える人たちを見てきてわかった「うまくいく習慣」をまとめ、実践編として『定年前後の「やってください」』ともいうべき書です。
本書の前作である『定年前後の「やってはいけない」』(青春新書)の続編とも言える書籍です。
定年後の人生後半40年に差がつく習慣として、この本では、仕事に対する考え方や各年代での「働き方」について、著者なりの経験に基づいたポイントを次の通り提示しています。
◆「3の法則」(今日・明日・明後日、今月・来月・再来月、今年・来年・再来年、この10年・次の10年・その次の10年)で考える
◆ 自分で動いて仕事を探す
◆ なるべく早く定年後の準備にとりかかる
◆ 「望む仕事はない」と頭を切り替える
◆ 「100歳まで生きる」と腹をくくる
◆「何でもやります」を口グセに
◆ マナーを大切にする
◆「過去の栄光」は履歴書に書かない
◆ スタープレーヤーを目指さない
◆ 介護しない、介護されない
◆「人のため、社会のため」に働く
◆ 管理職になっても、実務ができる人になる
◆ 50歳は頭の切り替え時
◆ 後半戦は「自分の物差し」で働いていい
◆ 体力に合わせて働き方を選ぶ
この本の最後で著者は、「人生100年時代」の働き方は、「自分で場所をつくる」「相談相手をつくる」「方法を考える」ということだと述べています。
あなたも本書を読んで、「定年前後の実践すべき習慣」を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!