書評ブログ

『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』

「いまはネット全盛の時代。定年を待たずに会社を飛び出しても、やり方しだいで “ ラクに稼ぐ ” ことは十分できる」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、1955年北海道生まれで1979年に中央大学商学部を卒業、自動車メーカー、アスキーなどを経て、日本マイクロソフトに入社し、同社代表取締役社長を務めた後、独立した成毛眞さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

成毛眞『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』(PHPビジネス新書)

 

 

この本は、「今の会社にすっとお世話になる」という発想は危険だと提唱し、それはなぜかという理由と、その発想から抜け出すための具体的な手段を説明している書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.老後に野垂れ死にたくなければ、一刻も早く会社を去れ

 

2.スキルアップする暇があったら地方に飛び込め!一発逆転の転職術

 

3.語学は後回しでいい、さっさと海外で働いてしまえ

 

4.会社を辞められないなら、一つの趣味に全精力を傾けよ

 

5.勤めながらでもOK!超速で自分の会社を設立せよ

 

6.自分を縛りつける「壁」を壊して、賢く生きろ

 

 

 

この本の冒頭で著者は、一生稼げる逆転のキャリア戦略として、今の会社より「もっとラクで楽しい道」があるとして、以下のような様々な選択肢を提示しています。

 

 

◆ 語学力がなくても海外で働ける

 

◆ ビジネススクールより地方の中小企業

 

◆ 食える趣味を持つ

 

◆ 勤めながらでも、超速で自分の会社を設立する

 

◆ 起業するなら1人でやる

 

 

◆ 自分から情報発信しないと何も得られない

 

◆ コメ、酒、文具の個人輸出にチャレンジする

 

◆ 20~30年後には、家が余りに余るので、今よりも大幅に安く家を借りられる

 

◆ クルーズ船で暮らしている人もいる

 

◆ テーマをズラせば、ライバルがいなくなる

 

 

 

この本では、これ以外にも著者独自の視点でキャリアや仕事を語っていることが多く、参考になります。私がキャリア形成における判断の「軸」としていたことと共通していることもかなりありました。

 

 

 

あなたも本書を読んで、AI時代が到来する現代で、生き残る方法を学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!