書評ブログ

『定年ひとり起業 生き方編』

「この本はこれまでの『定年ひとり起業』シリーズでは、紙面の制約で十分に記載できなかった分野も含めて『定年後ライフスタイル』のすべてにわる『総集編』とも言える内容となっています。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1958年東京生まれ、早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)にて22年間勤務し、東京都が出資する新銀行東京の創業メンバーに転職、その後人材関連会社やグローバル製造業で人事・経営企画の責任者を歴任して、2015年に独立起業、現在はフリーの研修講師、コンサルタント、ビジネス書作家として活動する私 大杉潤が書いた、こちらの新刊書籍です。

 

大杉潤『定年前後の生き方の悩みを解消するならこの1冊! 定年ひとり起業 生き方編』(自由国民社)

 

 

この本は、一昨年刊行した『定年ひとり起業』(自由国民社)、昨年刊行した『定年ひとり起業 マネー編』(自由国民社)に次ぐシリーズ第三弾の本で、シリーズ三部作の集大成となる書です。

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

1.働く期間を3つに分ける「トリプルキャリア」

2.幸せな定年後に必須の「ICT活用」

3.定年後の「健康法」はこれが結論

4.定年後ライフスタイルを考える「珠玉の15選」

5.夢に向かう構想が描けるデュアルライフの醍醐味

 

この本の冒頭で著者は、「人生の幸福度は『70歳からの生き方』で決まる。」と述べています。

 

 

この本の前半では、「働く期間を3つに分けるトリプルキャリア」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 人生のゴールから逆算して考えるバックキャスティング思考

◆「定年ひとり起業5原則」なら低リスクで起業できる

◆ 毎日新しいことにチャレンジする人生の「相転移」を

◆ 長く働くには、3つの専門性を組み合わせてオンリーワンに

◆ サードキャリアのライフワークはIKIGAIに集約する

 

 

この本の中盤では、幸せな定年後に必須のICT活用」および定年後の健康法はこれが結論」について解説しています。主なポイントは次の通り。

 

◆ シニアに求められる最重要のリスキリングは「ICT活用」

◆ 社会と繋がり、誰かの役に立つ「貢献寿命」が大切

◆ Twitter、ブログ、Facebook、YouTubeは必須の情報発信

◆ 老後資金作りの積立投資もトンライン取引で

◆ 人は1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価する

 

◆ 70歳が老化の分かれ道

◆ たんぱく質と朝の太陽で、良質な睡眠をとる

◆ 脳科学では、①新しいチャレンジ、②お金の管理、③ストレスない生活習慣が大切

◆ 体温を36.5度から37.0度に保つことで免疫機能が活発になる

◆ 人生の最期は、①自分の足で歩く、②トイレで排泄、③自分で食べる、の3段階でできなくなる

 

 

本書の後半では、定年後ライフスタイルを考える珠玉の15選」および夢に向かう構想が描けるデュアルライフの醍醐味」について紹介・説明しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ 定年後ライフスタイルをか考える珠玉の15選は、①キャリア、②お金、③ICT活用・情報発信、④健康、⑤人生設計・ライフスタイルの5分野

◆ 大橋巨泉氏のひまわり生活がヒントに

◆ デュアルライフはクリエイティブな仕事に向いている

◆ 2拠点生活者は増加、移動を重ねるとモノが減る

◆ 人生のミッションは執筆業

 

この本と併せて、シリーズ三部作他の2冊も併せて読むと理解が深まります。

 

 

あなたも本書を読んで、人生の選択として、「定年ひとり起業」というライフスタイルを実現してみませんか。

 

 

ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

 

 

では、今日もハッピーな1日を!【3095日目】