「チームをまとめるのが苦手……」——そんな悩みを抱えるリーダーに、信頼と成果を引き出す実践法を指南する一冊があります。
本日ご紹介するのは、1973年東京都生まれ、バンダイやNTTコミュニケーションズを経て、米国でコーチング経験を積み、現在は2万人以上のリーダーを支援してきたプロコーチであり、リーダー育成家、合同会社ナンバーツー エグゼクティブ・コーチ、一般社団法人国際コーチング連盟日本支部 創設者である林健太郎さんが著した、こちらの書籍です。
林健太郎『チームが「まとまるリーダー」と「バラバラのリーダー」の習慣』(明日香出版社)
この本は、世代間ギャップや多様な働き方によってチーム運営が複雑化するなかで、リーダーが身につけるべき「まとめる力」を、実践的かつ体系的に解説したリーダーシップ入門の決定版です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.成果を出せる「リーダーの基本」編
2.部下が自然と動く「コミュニケーション」編
3.驚くほどまとまる「チームビルディング」編
4.自分も部下もラクになる「目標達成」編
5.部下のやる気が続く「モチベーション」編
6.信頼と好感が生まれる「振る舞い・働き方」編
この本の冒頭で著者は、「リーダーは生まれつきではなく、育てるもの」と述べ、実践に基づいたスキルの習得によって誰でも「まとまるリーダー」になれると断言しています。
本書の前半では、成果を出すための「基本姿勢」と「コミュニケーション術」について、以下のポイントを解説しています。
◆ チームの成果はリーダーの「立ち振る舞い」で決まる
◆ 正しいフィードバックが信頼を築く第一歩
◆ 「部下が話しやすい場」をつくる問いかけの工夫
◆ 世代や価値観の違いを乗り越える共通目標の設計
◆ 指示よりも「問い」が人を動かすという新しいマインドセット
本書の中盤では、「チームビルディング」「目標達成」「モチベーション維持」に関する具体的なアプローチを紹介しています。主なポイントは次の通り。
◆ チーム内の信頼関係を深めるミーティングの進め方
◆ 目標達成に向けて一人ひとりの動機を可視化する技術
◆ 成果を称える「見える化」がモチベーションを加速させる
◆ 上司の評価よりも「仲間からの承認」が行動を変える
◆ 個の尊重とチームの一体感を両立させる「心理的安全性」の作り方
本書の後半では、「リーダーとしての信頼を勝ち取る振る舞い」について掘り下げています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 無理にポジティブにならなくていい、リアルな言葉の力
◆ 自分の限界を正直に認める「弱さの共有」が信頼を生む
◆ 「自分軸」と「相手軸」のバランスがリーダーシップを強化する
◆ オンとオフの切り替えができるリーダーはチームを持続させる
◆ 働き方改革に応える柔軟なリーダー像のアップデート
この本の締めくくりとして著者は、「まとめる力は、結果として自分もチームもラクにする力」だと述べ、読者一人ひとりが自分のチームに合ったリーダー像を描くことの大切さを強調しています。
あなたも本書を読んで、チームが自然とまとまる「まとめる力」の極意を学び、リーダーとしての自信を手に入れてみませんか?
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では、今日もハッピーな1日を!【3749日目】