「時候の挨拶やご機嫌伺いなんていりません。大切なのは、あなたの思いを “ 自分の言葉 ” で伝えることです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、独自の発想法と行動力でヒット商品を次々に開発、通販業界で成功を収め、経営者・講演家・ビジネス作家として活躍、著書累計150万部に達する臼井由妃さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
臼井由妃『たった3行!心を添える一筆せん。』(現代書林)
この本は、「ほんのひと言、あるかないか?」「たった一行、思いを伝えるかどうか」で、あなたの人生は輝きあふれるものになるということを、伝えるために書かれました。
本書は以下の10部構成から成っています。
1.たった1枚の「一筆せん」で、心が通い合う
2.「一筆せん」で、おもてなしの心を届けよう
3.ビジネスで「素敵な女性」と思われるコツ
4.好感度抜群の営業につなげるコツ
5.職場の人間関係がよくなるコツ
6.大切な人の心に寄り添うコツ
7.家族との絆が深まるコツ
8.心地よい人間関係をつくるコツ
9.自分を元気にするコツ
10.「一筆せん」で、おもてなしの心を届けよう
この本の冒頭で著者は、「多くを語らなくていい」「思いを込めたひと言で、人の心は動かされる」と述べています。
著者は、面と向かうと緊張で頭の中から「ひと言」が消えてしまうことから、「一筆せん」を使ったコミュニケーションを思いついた、ということです。
本書には、著者の体験も含めて、「一筆せん」のポイントやテクニックが具体的に紹介、解説されています。主なものは次の通りです。
◆ 美味しい言葉は少しでいい
◆ 感じがよい「手紙」には、漢字が少ない
◆ 文字は右肩上がり、とめやはらいは丁寧に
◆ あえて1行で終える必殺技
◆ 自己PRはしないのが鉄則
◆ 元気ややる気を「カタカナ」に込める
◆ ユーモアやジョークを取り入れる
◆ 書き出しで引き付ける
◆ 否定語を避け肯定語に変換する
◆ 「おやじ殺し」の文末で締める
◆ 親近感・共感、ユーモア、とっておきの話、素直な気持ち、体温が感じられる言葉
◆ インパクトが強い
◆ 記号や会話も取り入れる
◆ さりげないキラーワード
◆ 短く分かりやすい文章
◆ できる限り具体的に書く
◆ 名前、時間、社名を書く
◆ 労いの言葉を添える
◆ PSは感激や感動を誘い、一筆せんのエンディングを飾る大切な一文
◆ 一筆せんの余韻を決めるのは、PSのひと言
また、この本の最後には、自分を鼓舞する「ポジティブ一筆せん」として、自分あてに「手紙」を書くことを紹介しています。
うっとうしい気分を一掃させる「さわやかフレーズ」や、口下手を克服する「マジカルワード」など、参考になるコツが記されています。
そして、言葉には、人の「想い」が込められている、と著者は言います。
あなたも本書を読んで、一筆せんによって「ひと言添える」だけで、絆が深まり、実りあふれる人生へと導かれてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を