あらゆるメディアの方々に向けて、本の存在を売り込み、番組や特集、著者のゲスト出演やインタビューなどで、取り上げてもらえるよう、働きかけることで、「本と読者との出会い」を増やす、書籍PRという仕事について書いた本があります。
本日紹介するのは、成城大学文芸学部を卒業後、総合アパレル商社、レストラン業界を経て、2003年よりフリーランス広報として独立し、書籍のパブリシティ活動や、「本しゃべりすと」という肩書で活動する奥村知花さんが書いた、こちらの書籍です。
奥村知花『進む、書籍PR! たくさんの人に読んでほしい本があります』(PHP研究所)
この本は、「書籍PR」という仕事が、どのような仕事なのかを紹介し、パブリシストの立場から見た世界を描いたものです。
PRを担当することになった作品について、どのような経緯で仕事を引き受け、実際にどんなメディアに、どんな狙いを持って売り込み、取り上げてもらった実績がどうだったのかを、具体的に記しています。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.まえがき-頑張るみんなに微笑む「結果オーライの神様」、本を「売り込む」お仕事をしています
2.書籍PRという仕事
3.「売り込みたい!」作品と出合う
4.失敗したって、何度だって立ち上がる!
5.つなげる、つながる(チーム編・メディア編・アイデア編・本と読者編)
6.思いで深い担当作品や愛しのエピソード
7.ちょっと長めのエピローグ-いい相棒を持つこと
この本の冒頭で著者は、レストランPRから書籍PRに転身した経緯と、実際に「書籍をPRする」という仕事をスタートさせたきっかけについて述べています。
それは、作家のマネジメントをするアップルシード・エージェンシーという会社の代表・鬼塚忠さんからの一本の電話だったそうです。
著者が電話に出た途端の、「今から15分後に目黒の出版社まで来られますか?」という勢いのあるひと言でした。
勢いにつられて著者の奥村さんは、即座に「行きます!」と返事をして出版社に駆けつけたのが、仕事の始まりでした。
まさに、人のご縁とタイミングだったのです。
最初に手掛けた作品が、2003年に出版された『カルロス・ゴーンへの警鐘』です。
それ以後、様々な作品のパブリシティに関わり、フリーのパブリシストとして実績を積んできました。
本書では、以下のような、思い出深い作品のエピソードが詳しく語られていて、ストーリーに惹き込まれると同時に、いかに本を売り込むことが難しいかが理解できます。
また、奥村さんは、本のPRの仕事を引き受ける時に、次の4つのポイントを持って決めている、と言います。
1.公序良俗に反していない
2.なぜ、今、その本を紹介するのか
3.メディア露出の「顔」
4.どんな絵(映像)を用意する?
以上の4点ですが、詳細についてはぜひ、この本を手に取ってお読みください。著者の経験やエピソードが具体的に書かれていて、興味深く読めます。
あなたも本書を読んで、一冊一冊の感動を届ける仕事である「書籍PR」について、理解を深めてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を