「結局、『素直な人』がいちばん幸せで、なにをするにも最強なのです。」と述べて、素直さとは何かを分かりやすく解説している本があります。
本日紹介するのは、昨日に続いて、鹿児島県生まれ、台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了、化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌など執筆活動をしている作家、写真家の有川真由美さんが書いた、こちらの書籍です。
有川真由美『私を苦しめてきたのは、「素直じゃない私」だったかもしれない。』（主婦の友社）
この本は、より高度な次元で、子どものような無邪気さと、大人の賢さをもって、必要なものを取捨選択し、人生を切り拓いていける人になるために、大人の「素直な人」になるレッスンとして、具体的な考え方、言葉、行動など、すぐに実践できることを伝えてくれる書です。
本書は以下の７部構成から成っています。
１．結局、素直な人がいちばん愛される
２．結局、素直な人がいちばん成長できる
３．結局、素直な人が仕事でいいポジションを得られる
４．結局、素直な人は恋愛もうまくいく
５．結局、素直な人はほしいものを手に入れていく
６．結局、素直な人は明るい気持ちになれる
７．結局、素直な人は人生を楽しんでいる
この本の冒頭で著者は、「大人の素直な人が得られること」を以下の通り、挙げています。
◆ 自分の気持ちをおちばん大事にして、自分を幸せにできる
◆ 自分に合った環境、人間関係、やりがいのある仕事や活動を見つけられる
◆ 好きなものは「好き」、嫌なものは「嫌」と表明できるので、理解されやすい
◆ 素直に人の話を聞くので成長しやすい、冷静に問題解決ができる
◆ 素直に行動できるので経験値が高く、アイデアやチャンスが生まれやすい
◆ 心が健康で生き生きしているので、美しく魅力的に見える
◆ 自分、人、世界への愛があふれ、多くの愛を受け取りながら生きていける
本書の前半では、「結局、素直な人がいちばん愛される」および「結局、素直な人がいちばん成長できる」をテーマに、著者の考え方を説明しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 人のいいところをひとつ見つける
◆ 人には人のルール、自分には自分のルールがある
◆ 欠点は隠すより、素直に見せてしまう
◆ 頼れるようになると、いまよりもっと人を幸せにできる
◆「ありがとう」は素直になれる最強の言葉
◆ 成長する人は「情熱」と「好奇心」に突き動かされている
◆「根拠のない自信」を素直に信じれば、道は開ける
◆ 後悔も反省もしない、ただ「学習」する
◆ 自分の「強み」を分かっている人は成長する
◆ 自己投資がいちばんリターンが大きい
この本の中盤では、「結局、素直な人が仕事でいいポジションを得られる」、「結局、素直な人は恋愛もうまくいく」および「結局、素直な人はほしいものを手に入れていく」について考察しています。主なポイントは次の通りです。
◆ とにかく「喜ばれること」を大事にする
◆ 誠実に取り組んで結果を出す
◆ 素直な人は自分の失敗を受け入れ、立ち直りが早い
◆「自己肯定感」と「謙虚さ」を同時にもつ
◆ 素直になると恋愛は何倍も楽しい
◆ 照れや恥ずかしさは「好き」の裏返し、楽しみつつ慣れていく
◆ 自分から愛を与えるのが大人の恋
◆「素直」か「ワガママ」かは気持ちを伝えて相手が判断
◆「いい」より「好き」を優先する
◆ 光と影をセットで見て、見る目を養う
◆ 素直に「やりたいこと」からスケジューリングする
◆ 計画は何度でも変更していい
品所の後半では、「結局、素直な人は明るい気持ちになれる」および「結局、素直な人は人生を楽しんでいる」について、以下のポイントを紹介・解説しています。
◆ 大人の素直さは、性格ではなく「スキル」
◆ 執着するものをどんどん手放す
◆ ポジティブな言葉を口に出すことを習慣にする
◆ 苦労はすべて力になっている
◆ 素直でいれば道は開ける
◆ 自分を楽しんでいる人は人生の達人
◆ 幸せは、なるものではなく、感じるもの
◆ 目の前のことに夢中になるだけでいい
この本の締めくくりとして著者は、「先入観というものは、無自覚に、確実に自分の素直さを侵食していると感じます。」と述べています。
あなたも本書を読んで、恋も仕事も人間関係もラクになる「大人の素直さ」を学び、88の素直になれる魔法のフレーズを実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！【2695日目】
