「そうだ・・・・。もっとずるくなろう」という、「自分の大事なものは渡さずに、潰されず、認めてもらう方法」、そして「周囲と戦わずに、自分のやりたいことを実現する方法」について書いた本があります。
本日紹介するのは、1975年福島県いわき市生まれ、テレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティの佐久間宣行さんが書いた、こちらの書籍です。
佐久間宣行『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)
この本は、入社当時の絶望から20年以上かけて、著者が身につけた作戦の数々が入っている書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.仕事編
2.人間関係編
3.チーム編
4.人間関係編
5.企画術編
6.メンタル編
この本の冒頭で著者は、「たかが仕事、たかが会社。けどそれがうまくいくだけで、人生はどんどん好転します。その過程にこの本がちょっとでもお役に立てますように。」と述べています。
本書の前半では、「仕事編」および「人間関係編」について、以下のポイントを説明しています。
◆「楽しそう」を最強のアピールに
◆「雑務」こそチャンスに変える
◆ 相談のゴールは「解決」にする
◆「すぐやる人」が結局残る
◆ 会議は「事前準備」で勝て
◆「社内初」はローリスク・ハイリターン
◆「キャリア相談」は相手を選べ
◆「らしくない仕事」をやってはいけない
◆「メンツ地雷」を踏んではいけない
◆「横柄な態度」はコストが高い
◆「褒める」は最強のビジネススキル
◆「付き合いの悪いヤツ」でいい
この本の中盤では、「チーム編」および「人間関係編」について、著者の考え方を紹介・解説しています。主なポイントは次の通り。
◆「ちょっと無理」する
◆ビビらず「アピれ」
◆「価値観の違うメンバー」で保険をかけろ
◆「リスク管理」をする
◆「身内」にこそ気を遣う
◆「叱り方」にはコツがある
◆「問題児」には先手を打つ
◆ 人を責めずに「仕組み」を変える
本書の後半では、「企画術編」および「メンタル編」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 企画書は「ラブレター」
◆ 佐久間式発想「反転法」と「掛け合わせ法」
◆「おもしろさの核」を相手に伝える
◆「いい失敗」をする
◆ インプットし続ける
◆ 期限を区切れば「無敵」になれる
◆ 悩みは「因数分解」で考える
◆ 会社ではときに「エゴ」を貫け
◆「運」を味方につける
◆「省エネモード」があっていい
この本の巻末には、斎藤修ディレクターによる「解説」が掲載されています。
本書の締めくくりとして著者は、「天才じゃなかったらやめるのか? 好きだからやってるんだろ」と開き直れるようになったことと、自分がすり減らない方法をたくさん身につけたこと、そのおかげでなんとかやれています、と述べています。
あなたもこの本を読んで、「ずるい仕事術」を身につけて、 人生を好転させてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2892日目】