「社長は、幸せになる “才能” ではなく、“習慣” で決まる」と述べている本があります。

本日紹介するのは、一橋大学経済学部卒、広告会社博報堂で35年間にわたり100社を超える企業のブランディング・マーケティングを手がけ、現在は企業ブランドコンサルタントとして中小企業経営者の伴走支援を行う永田弘道さんが書いた、こちらの書籍です。

永田弘道『幸せな社長 不幸な社長 ~幸せな社長になるための13の習慣』(鴨ブックス)

全国150人の社長との会食と対話から導き出されたのは、「幸せな社長には共通する習慣がある」という事実。逆に、不幸な社長にも、やはり共通する “習慣” がある―。社長業に疲れた経営者に向けた、熱くリアルな “実践ドキュメント” です。

本書は、「幸せな社長になる13の習慣」ごとに、以下の13部構成から成っています。

1.わがままであるー夢とロマンの語り部であれ

2.社員を巻き込むー会社というゲームに社員を巻き込め

3.「社員を大切に」が先-元気な社員こそが収益を生み出せる

4.自分から変わるー「なんで俺ばっかり」を捨てられるか

5.Give First ー与えるから運がめぐってくる

6.リスクを楽しむーヒリヒリするのがクセになれば無敵

7.「磨く」のに夢中ー得意に絞り込んで磨けば最強

8.目の前の「人」が大切ーあなたの事業のファンの作り方

9.歴史を宝に変えるー歴史が社員に誇りと自信をもたらす

10.あきらめないー社長一人になってもあきらめなければ・・・

11.キャラが立っているー自ら広告塔になることを厭わない

12.チャンスに即答ー「できます!」と受けてから何とかする

13.お金の話に真剣ー会社の「数字」で社員と語り合っていますか?

 

本書の前半では、「幸せな社長」の土台となるマインドセットが語られます。主なポイントは以下の通りです。

◆ 社長は“わがまま”であれ

◆ 夢とロマンを語り続ける覚悟

◆ 社員をゲームのプレイヤーにする視点

◆「社員第一」は理念ではなく戦略

◆ 不満よりも自己変革を選ぶ

 

この本の中盤では、幸せな社長が実践している行動習慣が具体的に描かれます。主なポイントは次の通り。

◆ Give First の精神で先に与える

◆ リスクを楽しむ胆力

◆ 得意分野に集中し徹底的に磨く

◆ ファンづくりは目の前の一人から

◆ 会社の歴史をブランド資産に変える

 

本書の後半では、経営者としての “覚悟” が問われます。幸せとは、楽な状態ではなく、腹をくくった状態だと感じさせられます。主なポイントは以下の通りです。

◆ 最後まであきらめない孤独な決断

◆ 自らが広告塔になる発信力

◆ チャンスには即答する胆力

◆ 数字から逃げない姿勢

◆ 社長の幸福は組織全体に波及する

 

読んでいて強く感じるのは、「幸せ」は結果ではなくプロセスだということ。社長という立場は、常に孤独で、決断の連続。しかし、夢を語り、人を巻き込み、数字と向き合い、リスクを楽しめる人は、不思議と “活力” を失わない。

私自身も経営者として日々発信を続けていますが、「幸せな社長であること」が組織のエネルギーを決めると改めて実感しました。経営に疲れたとき、自分は何のためにやっているのかと迷ったとき。そんな社長・リーダーに、再点火してくれる一冊です。

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では、今日もハッピーな1日を!【4010日目】