書評ブログ

『相続・遺言・介護の悩み解決 終活大全』

「終活ではお金の話をしよう」「縁起でもないけど、大事なこと」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、神戸大学法学部卒業、司法書士・東大阪プロジェクト代表、司法書士法人福村事務所 代表司法書士福村雄一さんが書いた、こちらの書籍です。

 

福村雄一『相続・遺言・介護の悩み解決 終活大全』(Gakken)

 

この本は、終活でわかりづらい仕組み、とくに「お金の問題」について、専門家に聞く前や専門家の支援について知りたいことをわかりやすく解説している書です。

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

1.認知症になったらあなたの資産は凍ってしまうかもしれない

2.病院は最期まで面倒を見てくれない

3.80歳以降にかかるお金、ほんとはいくら?

4.葬儀とお墓と不動産は金融MAPの一丁目

5.おカネを生かす遺言書

6.必須! 保険の見直し

7.80歳からお金に困らずどのように生きていくか

 

この本の冒頭で著者は、「高齢の親をもつ『子世代』にとっても、いまは大丈夫でも近い将来に備えたい『親世代』にとっても、不安を乗り切るために知っておきたい終活のお金の問題があります。」と述べています。

 

本書の前半では、「認知症になったらあなたの資産は凍ってしまうかもしれないおよび「病院は最期まで面倒を見てくれない」について以下のポイントを説明しています。

◆ お金の管理で周りを困らせないための成年後見制度

◆ 自分で後見人を決める「任意後見」や「家族信託」

◆ 生前に契約する「死後事務委任契約」

◆ ACP(人生会議)とは、患者が自身の医療的希望や意向を明確にして文書化すること

 

この本の中盤では、「80歳以降にかかるお金、ほんとはいくら?および「葬儀とお墓と不動産は金融MAPの一丁目」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 退職金や公的年金との付き合い方を考える

◆ ざっくりと人生予算を把握する

◆ ライフプランを考えて、施設入居や在宅介護を選択する

◆ お墓をどうするかは、人生の終い(仕舞い)方にダイレクトに関わる話

 

本書の後半では、「おカネを生かす遺言書」「必須! 保険の見直し」および「80歳からお金に困らずどのように生きていくか」ついて説明しています。とくに共感できるポイントは以下の通りです。

◆ 遺言書を書かないことで、困る人を生み出してしまう

◆ 遺言書の文案は専門家に相談する

◆ 保険には見直しのタイミングがある

◆ 保険金を管理してくれる「生命保険信託」

 

◆ ALPは、健康なときから人生観や死生観を元に「自分は何を大切にしているのか」「どのような人生を歩みたいか」について考えるもの

◆ ALPは40代からでも早すぎない

◆ 自分のライフプランは自分でデザインする

◆ 80歳からの終活では遅すぎる

 

この本の巻末付録として、「終活のお金問題 素朴な疑問にお答えします」と題して、Q&A方式の実践的なノウハウが掲載されています。

 

あなたも本書を読んで、相続・遺言・介護など親に話しにくい「お金の話」について、親と話すべき「本当に大事なこと」を学び、実践していきせんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3440日目】