「前例がないと、むしろやる気が出る」ー 常識に縛られず、結果を出し続ける人の思考とは何か。

本日紹介するのは、1956年広島県生まれ、慶應義塾大学卒の経済・経営ジャーナリストであり、数々の名言シリーズを手がけてきた桑原晃弥さんによる、こちらの書籍です。

桑原晃弥『常識を超えて結果をだす 新庄剛志の名言』(ぱる出版)

低迷していたチームを若手主体で立て直し、Z世代の選手たちの力を引き出しながら勝てる組織へと変革した新庄剛志。その指導法は、いま企業の管理職が抱える「若手育成」の悩みにも大きな示唆を与えています。

なぜ新庄剛志は、誰もが難しいと考えていたことを可能にできたのか。本書は、その言葉から「常識を超える思考法」を読み解いていきます。

本書は、以下の7部構成から成っています。

1.夢を描き、夢を実現する

2.圧倒的な努力と準備を怠らない

3.一瞬のチャンスをつかむ

4.自分の強みに焦点を合わせる

5.人の才能を引き出すために

6.失敗を恐れずいつだって前を向く

7.信頼・礼儀・感謝を大切に

 

本書の前半では、「夢」と「挑戦」に対する新庄流の姿勢が語られます。主なポイントは以下の通りです。

◆ 夢は困難なほど面白いという信念

◆ 前例がないことにこそ価値がある

◆ やると決めたら公言する覚悟

◆ 圧倒的な準備で結果を引き寄せる

◆ 屈辱をバネに変える思考法

 

この本の中盤では、チャンスのつかみ方と、自分の強みに集中する戦略が明かされます。主なポイントは次の通り。

◆ 努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬

◆「これしかない」場面で必ず結果を出す覚悟

◆ 成功には運も必要だと理解する柔軟さ

◆ 得意分野に徹底的に集中する

◆ 誰もやらないことに挑戦する勇気

 

本書の後半では、リーダーとしての新庄剛志の姿が浮かび上がります。主なポイントは以下の通りです。

◆ 若手の可能性を信じ切る指導

◆ 失敗を曖昧にしない姿勢

◆「決める」ことで未来を引き寄せる

◆ 信頼は礼儀と約束から生まれる

◆ 感謝の習慣が人を強くする

 

印象的なのは、「本当の勝負どころでは、お金やポジションで決断するな」という言葉。自分が全力を出せる場所で正面から挑戦する ― この姿勢こそが、常識を超える結果を生むのだと感じました。

また、「自分が得意なことは何かを考えに考え、そこに集中する」という言葉は、キャリア設計にも通じます。強みへの集中と発信。これは私が日々発信を続ける理由とも重なります。

新庄剛志の言葉は、単なるスポーツ論ではありません。挑戦、組織変革、若手育成、自己ブランディング。すべてに通じる “行動哲学” です。管理職の方、組織を率いる立場の方、そして「常識を超えたい」と願うすべての人におすすめしたい一冊です。

リーダーシップやキャリア戦略については、YouTubeチャンネル「大杉潤のYouTubeビジネススクール」でも発信しています。ぜひチャンネル登録もお願いします。

では、今日もハッピーな1日を!【4011日目】