科学者が書いた、「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」という問いに答える本が刊行されました。
本日紹介したいのは、博士号を持つ科学者であり、触覚型の霊能者でもある八木龍平さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
八木龍平『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)
この本は、あの経営者も、あの政治家も、あの戦国武将も知っていたという、日本古来の願いをかなえる「システム」、すなわち、「神社の秘密」を明らかにした書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.科学者が「商売あがったり」になっても伝えたい「神社の真実」
2.成功している人は知っていた、神社に仕組まれた秘密の力
3.知らなきゃもったいない!神さまとご縁が深まる祈り方のルール
4.世界を動かす見えない仕組み
5.神社式コミュニケーションで仕事も人間関係もうまくいく
6.人生を加速させる次元上昇を起こそう
7.「神社のある日本」という人を幸せにするシステム
この本の登場人物は、著者である「リュウ博士」と、龍神の化身「ドラゴンくん」に、ヤタガラスの化身「ヤタ子」の3人です。
本書の特徴は、言葉では説明しにくい、神社の持つ「気」とか「霊氣」といった、人それぞれの感覚で感じるものを、登場人物の言葉やイラスト、漫画などを駆使して、読者に伝えてくれるところです。
もともとハワイやセドナを訪れてから、私はスピリチュアルには興味があるのですが、本書が読んでいて面白いと感じるのは、例えば戦国武将の織田信長や徳川家康が神社とどう関わってきたかという実例と、その結果が対比して書かれていることです。
併せて、歴代総理の神社との関わりについても、もともと政治家と神社の深い関係を知ってはいたものの、ここまで明快に著者なりの解説(筆者の「推測」と記されていますが)が分かって、とても参考になります。
さらに本書の後半では、これまで断片的に聞いていた、以下のような言葉の概念も、明快な解説と説明でよく理解できました。
◆ 神仏に祈願する時に冷水を浴びる「みそぎ」や「水垢離」
◆ 瞑想(マインドフルネス)
◆ 潜在意識と集合意識
◆ 「火」や「水」のエネルギー
◆ ボディは修験、マインドはお寺、スピリットは神社
◆ 真言密教とキリスト教のエネルギー
◆ トヨタのカイゼンは「掃除」と「結界」の神社式
◆ 神さまとのコンタクトは「問いをもつ」こと
◆ 神さまがいるかどうかで、経営者の倫理観が大きく変わる
◆ レイキヒーリング
◆ 身体にある7つの神社(チャクラ)
◆ 意識の次元上昇
中身については、私の拙い要約を読んでいただいて「ネタばれ」にするよりは、ぜひ本書の原文をお読みいただいて、皆さまがそれぞれ感じて頂いた方がいいので、敢えて書きません。(これぞ著者にとって「最高の書評」です!)
それから私がとくに興味を魅かれ、また共感できたのは、経営者と神社との関係です。これは経営コンサルタントとして、これまで優れた経営者と数多く接してきて、本書の指摘が正しいことを痛感しています。
私も自らフリーランスとして事業を行い、会社を経営する立場として、本書に書かれている神社との付きあい方を実践していきたい、と切に感じた次第です。
最後に本書では、「精神世界の名著」として、著者が5冊を推薦していますので、以下に紹介しておきます。こちらの一言解説も面白く、私もその内の数冊は読んだことがなくて、すぐにAmazonで注文しました。
20世紀後半から、ポストモダン思想が広がり、「目の前の現実はすべて私が創っている」と世界をとらえるようになりました。
このポストモダン思想が、自己啓発業界では「ポジティブ思考」となり、スピリチュアル業界では「引き寄せの法則」となった、と本書では解説しています。
あなたもぜひ本書を読んで、神社との関わりを考え直してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を