書評ブログ

『誰とでもどこででも働ける 最強の仕事術』

「自分の会社は大丈夫だ。今のまま働き続けられると考えている人は意外と多いのではないでしょうか。」と問いかけ、「あなたの会社がいつまでも安泰である保証はないですよ。」と言っている本があります。

 

本日紹介するのは、山葉隆久さんが書いた、こちらの書籍です。

 

山葉隆久『誰とでもどこででも働ける 最強の仕事術』(自由国民社)

 

この本は、業務の生産性向上を常に試しているビジネスパーソンや、チームの生産性向上を試行錯誤している管理職の皆さんが真似てみたいことを見つけるために記された書です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.買収されて分かった「できる」人の働き方

2.生産性の高い働き方を磨き続けるマインド10か条

3.誰とでもどこででも働ける生産性3つのスキル

4.日々の習慣を見直して生産性を上げる7つのルール

5.働ける内は働きたい! 将来の選択肢を増やす6つの考え方

6.人生は長い。自分と未来を変える

 

 

この本の冒頭で著者は、「私が体感したことが皆さんに伝わって、みなさんの生産性が上がることを期待し楽しみにしています。」と述べています。

 

 

本書の前半では、買収されて分かったできる人の働き方」および生産性の高い働き方を磨き続けるマインド10か条」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 限られた時間で最大の成果を上げるのが「できる人」

◆ 独立・起業を目指して準備する

◆ 60歳は通過点、70歳まで働く時代

◆ キャリアの棚卸しをして、自分の強み・弱みと得意・不得意を知る

 

◆ ポータブルスキルを身につける

◆ ミドル層の転職に必要な「ビジネス基礎力」

◆ 今いる会社で最大のアウトプットを出す

◆ どこでも通用するスキルを身につける

 

 

この本の中盤では、「誰とでもどこででも働ける生産性3つのスキル」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

 

◆ どうすればできるかを考える(悩む時間を限りなく短くする)

◆ やることを整理して優先順位をつける

◆ 計画は最良だけでなく最悪も想定する

◆ 面と向かってするのがコミュニケーションの基本

 

◆ 会議は次にすることを決める場

◆ 財務会計と管理会計の違いを理解する

◆ 直接原価計算による管理会計が現場の羅針盤になる

◆ 限界利益がわかると値決めができる

◆ 人と差別化できる「自分だけのどこでも通用するスキル」

 

 

本書の後半では、日々の習慣を見直して生産性を上げる7つのルール」「働ける内は働きたい! 将来の選択肢を増やす6つの考え方」および人生は長い。自分と未来を変える」について考察しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 学んだことを仕事で繰り返し使ってみる

◆ 知らないことはごまかさずに調べて理解する

◆ 自分の実績を形にして、外から見えるようにする

◆ 目標とする人を真似て、近づいてみる

 

◆ 自分に無いものを持つ人の行動や考え方を真似て、自分に足りないものを補充する

◆ 上司になったつもりで語り、その立場になる自分を訓練する

◆ 人との出会いに感謝し、頼りになる人を目指す。

◆ 肝はギブ&ギブ

 

◆ 会社に自分のキャリアを委ねない

◆ 自分で自分の枠を決めて籠らない

◆ 働けるうちは働く

◆ 働き続ける、転職、独立起業の現実を知り、準備をする

 

◆ 一歩踏み出すと、見える世界が大きく変わる

◆「Planned Happensutance Theory」で今を一生懸命に生きる

◆「どのように働くか」「どのように生きるか」

◆「目の前の課題に精一杯対応する」の繰り返し

 

 

この本の締めくくりとして著者は、「人生100年時代、生涯現役と言われ、様々な働き方が模索されています。これら様々な変化に先駆けて、皆さん一人ひとりが自分のキャリアに興味を持ち、自立的にキャリアを開発することが重要です。」と述べています、

 

 

あなたも本書を読んで、「どこででも求められる人」になるための「最強の仕事術」を身につけ、実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3063日目】