「御社の業績は、成果主義、利益至上主義では、絶対に改善できません」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、法政大学大学院教授で、人を大切にする経営学会会長の坂本光司さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
坂本光司『利益を追わなくなると、なぜ会社は儲かるのか』(ビジネス社)
この本は、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員長の坂本教授が、全国7,500社を回って見つけた、今すぐ使える「46の成功法則」を説明している書です。
本書は、「なぜ、社員、社員の家族を大切にしている会社は、業績が安定して高いのか?」、「なぜ、成果主義に走っている会社は、業績が大きくブレるのか?」を問いかけています。
そして、すべての経営者、社員、そして就活性に送る、日本人が本当に大切にすべき経営の鉄則を提示しています。
本書は以下の5部構成から成っていて、その中で「46の成功法則」を提唱しています。
1.よい経営の本質とは
2.人を幸せにする会社経営
3.よい会社の社長・社員が実践していること
4.やってはいけない企業活動
5.真に強くて儲かる会社のつくり方
本書の冒頭で著者は、会社の業績が安定している経営者は、社員とその家族を大切にするだけでなく、地域への貢献活動も熱心で、弱者に味方する真の強者といえる経営者の方々ばかりだ、と述べています。
そして、その事実は「神様が見ているがごとく」だ、と言います。
本書で述べている「46の成功法則」のうち、とくに私が感銘を受けた法則を以下に紹介します。
◆ 会社の「成長エンジン」は人以外にあり得ない
◆ 社員を大切にする会社は、景気の波にも決して左右されない
◆ いい会社はいい理念を持ち、それが社員に浸透している
◆ 「幸せ軸」を主軸にすれば、業績もブレることなく安定して高くなる
◆ 大家族主義の会社は「社員満足度」が極めて高い
◆ 言葉を直接伝えることを大切にする
◆ 「自利」よりも「利他」に重きを置くと、会社の「敵」は減り、「ファン」が増える
◆ 人生は1回きりなのだから、何より自分の時間を大切に働く
◆ 従業員の幸せが、お客様の幸せにつながる
◆ 自分のところだけ儲かる商売は絶対に長続きしない
◆ ブラック企業との縁を、公使問わず徹底的に切る
◆ アイデアとチャンスの神様は、足を使った人にほほえむ
◆ 「地産地消」の経営こそが会社を強くする
◆ オンリーワンはモノマネから始まる
◆ 社員に対する年間10万円の教育費、5%の教育時間を惜しまない
あなたも本書を読んで、「会社とは何か」、「正しい経営とは何か」を考えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を