本日は、働く女性のための新雑誌『 President Women 』で、「ボロボロになるまで読みたい!最高の感動261冊」という特集号が発行されました。
著名人(活躍する女性を中心に)の「永遠の愛読書」や「仕事に効く本」などが、数多く紹介されている、こちらの雑誌を今日は採り上げて紹介します。
『 President Women VOL.4 プレジデント8.7号別冊 』(プレジデント社)
この雑誌は、働き女性の新雑誌としてあらたに誕生したもので、毎月7日に発売されています。
今月は、各分野で活躍する女性を中心とした著名人の「推薦書」が挙げられているため、私にとっても「読みたい」と思えた本を中心に以下に紹介します。
まず冒頭に出てくるのが、インテル日本法人社長の江田麻季子さんが推薦する、こちらの3冊です。
この3冊は、「私の心を奮い立たせる名著たちだ」と、江田さんは言います。インテルは半導体業界のトップ企業であり、つねに大変なスピードで変化し続けるコンピュータの基盤です。
そのため、次から次へと、「今までになかったもの」をつくるための挑戦を継続しなければならず、そのために「ビジネスモデルに関する本」をよく読んできた、ということです。
『ビジネスモデル全史』は、経営コンサルタントの三谷宏治さんが書いた本で、前作の『経営戦略全史』(ディスカヴァー21)が高い評価を受けたのに続いて書いた続編です。
前作と同様に、過去の偉人同士が対話をしたらこうなるだろうという、リアルな対談を載せているのが特徴で、理解が難しい「理論」を、実に分かりやすく説明してくれています。
前作の『経営戦略全史』(ディスカヴァー21)は、2014年4月1日付ブログ記事で紹介していますので、こちらのリンクからご覧ください。
その他の2冊はまったく別の角度からの江田さんの問題意識から選択されていて、経営者としての幅の広さを感じます。2冊目の小塩隆士 著『「幸せ」の決まり方』(日本経済新聞社)は、私も読んだことがなく、ぜひ手に取ってみたいです。
3冊目の村上春樹さんの小説は、ベストセラーで解説の必要はないでしょう。江田さんは、日本語の美しさ、表現の深さにとても感銘を受けた、ということです。
この後、特集では様々な著名人が「永遠の愛読書」を公開しています。登場する主な著名人と推薦書を挙げておきます。
小林りん(ISAK代表理事)
村木厚子(厚生労働事務次官)
森藤智子(P&G 営業統括本部 統括マネジャー)
鈴木章子(アサヒフード アンド ヘルスケア 食品マーケティング部プロデューサー)
水野沙織(マツダ パワートレイン開発本部)
乾久美子(建築家)
また、昨日のブログで新刊書『世界トップリーダー1000人が実践する時間術』(KADOKAWA)の著者である経済キャスターの谷本有香さんが、スマートな「読書記録」の残し方、というコラムで紹介されています。
「ブクログ」+「本への書き込み」+「付箋」という「読書記録」の残し方は参考になります。
このほかにも様々な興味深い「推薦書」が掲載されています。とくに女性に向けに限定されない名著が多いと思いますので、購入するのは少し勇気がいりますが、ぜひ男性も手に取っていただきたい雑誌です。
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では、今日もハッピーな1日を!