「クリエイティブな人間や思考力・判断力・表現力がある人間は育てることができる」「そのために必要なのは、『エラー(=失敗)する力』を育てることです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、横浜市立大学大学院博士後期課程単位取得退学、大学院で研究する傍ら、中学受験塾で4科目を約15年間教え、現在はプログラミング教室スモールトレイン代表の福井俊保さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
福井俊保『エラーする力-AI時代に幸せになる子のすごいプログラミング教育』(自由国民社)
この本は、「AIに使われる子ではなく、AIを使いこなせる子になってほしい」という保護者の切実な願いを実現するために、プログラミング教育を紹介し、なぜプログラミング教育で、AI時代に幸せになる子が育つのかを説明している書です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.AIに負けないための「使える知識」の身につけ方
2.AI時代に必要な「エラーする力」はこうすれば身につく
3.「エラーする力」が自動的に身につくプログラミング教育
4.AI時代に幸せになる子が通う、すごいプログラミング教室
この本の冒頭で著者は、野村総合研究所と共同研究を行った英オクスフォード大学のオズボーン氏の「自動化しやすい仕事としにくい仕事の違いは、『クリエイティビティ(創造性)』と『ソーシャルインテリジェンス(社会的知性)』の2つの要素を含んでいるかどうかだ」という言葉を紹介しています。
そのために必要なのは、「エラー(=失敗する)力」で、努力や挑戦をして失敗しても諦めない力なのです。
つまり、何にでも興味を持つ「好奇心」、自分ならできるという「自負心」、失敗してもあきらめない「忍耐力」、そして失敗してもすぐに次の挑戦ができるという「回復力」の4つの力を鍛えることが重要で、それらはプログラミング教育で身につく、と著者は言います。
著者が提唱する「プログラミング教育」では、以下のことがポイントになります。
◆ スピードではAIに負けるので、じっくり考えて答えを出す
◆ 考えることが楽しい
◆ 手を動かして挑戦する環境が「回復力」を育てる
◆ できることを増やして「自負心」や「忍耐力」を育てる
◆「待つこと」と「自分を表現すること」
◆「何でできないの」ではなく「どこができないか一緒に考えよう」
この本の最後で著者は、従来の勉強とプログラミング教育を上手に組み合わせることで、子供たちが将来、AIに使われることがないようになってほしい、と述べています。
もう一度繰り返しますが、プログラミング教育では、AIを使いこなす「エラーする力」が身につき、それは具体的には以下の「4つの力」です。
◆ 好奇心
◆ 自負心
◆ 忍耐力
◆ 回復力
あなたも本書を読んで、AI時代に幸せになる子を育てるための「プログラミング教育」の優れた点を学び、AIに使われない子を育てることに活かしてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!