書評ブログ

『もっと結果を出せる人になる!「ポジティブ脳」のつかい方』とは?

「フラットな脳」で自分らしく、楽しく生きると「大きな結果」がついてくる、と提唱している本があります。

 

 

本日紹介したいのは、脳科学者でベストセラー作家の茂木健一郎さんが書いた、「結果を出せる脳シリーズ」第2弾の、こちらの新刊書籍です。

 

 

茂木健一郎『もっと結果を出せる人になる!「ポジティブ脳」のつかい方』(Gakken)

 

 

この本は、「ホンモノのポジティブ思考」「ニセモノのポジティブ思考」を区別して整理し、自然体でラクに生きる「ポジティブ脳」を手に入れることを提唱しています。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.ポジティブ思考には「ホンモノ」と「ニセモノ」がある

 

2.「好き」を見つけて、ストレスに負けない「ポジティブ脳」に!

 

3.弱点を長所に!「発想の転換」で脳を味方につけよう

 

4.「論理」のチカラで悩みは消える!

 

5.「ポジティブ脳」で人生をラクに、楽しく生きる!

 

 

まず本書の冒頭で著者は、「ポジティブな感情とネガティブな感情は、それぞれを脳で区別できるものではなく、一体のものである」ことを述べています。

 

 

したがって、ネガティブな感情は嫌う必要などなく、これこそが、私たちの脳と心の強い免疫となり、ポジティブな感情と一体となってエネルギーを発揮する、と著者は言います。

 

 

また、自分自身の現状を他人の立場から、客観的かつ冷静に理解することを「メタ認知」と言い、自分がネガティブな感情を持っていることを、この「メタ認知」によって冷静に受け止めることを著者は提唱しています。

 

 

 

次に、考えすぎて動けない人に対して、茂木さんは、「脳と心の基礎体力」が足りないだけだ、と指摘します。

 

 

解決の方法を具体的に考え、実際に身体を動かして「身体性」を発揮してこそ、現実の問題を解決できます。まず先に体を動かすことができるのは、すでに「脳と心の基礎体力」ができあがっている証拠だ、ということです。

 

 

さらに本書では、ネガティブな感情が強いほど、ポジティブな感情も強くなることを指摘し、「スイングバイ」で、ネガティブからポジティブへ変化させられることを説いています。

 

 

 

本書の後半では、脳とストレスとの関係弱点を長所にする「発想の転換」や、パズルのピースを組み合わせるように、「論理的に考える」ことにより、ポジティブ脳にする方法を紹介しています。

 

 

最後に、占いを利用して人生を好転させることが書いてあり、「運も不運もサイコロと同じで、ランダムに訪れるもの」という前提に立って、どんなことにも一喜一憂せずに、その場その場で、良い方向に向けて淡々とアクションを起こすことを薦めています。

 

 

つまり、「フラット」に考えることが、「ポジティブ脳」への近道だ、ということです。

 

 

また、「結果を出せる脳シリーズ」第1弾の、こちらの書も併せて読むと、さらに理解が深まります。

 

 

あなたも、本書を読んで、もっと結果を出せる「ポジティブ脳」を手に入れませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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