「コロナは、人の意識を大きく変えたのです。わかりやすくいえば、人を大きく二極化させていきました。その最たるものは、これぞチャンスと新しいことに踏み出していった人。そして、元の世界に戻ってくれるのを、じっと待ち続けている人。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQ上場に導いたのち、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、ハワイ、東京に拠点を構えて世界を旅しながら、仕事と遊びの垣根がないライフスタイルを実現した、レバレッジコンサルティング株式会社代表の本田直之さんが書いた、こちらの書籍です。
本田直之『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』(KADOKAWA)
この本は、「新しい時代に向けて、どうすればいいのか。アフターコロナは、どんなキーワードが重要になるのか」を伝えるために書かれた書です。
本書は以下の8部構成からなっています。
1.はじめに
2.コロナがもたらした意外なリアル
3.自分を変える絶好のタイミングがやってきた
4.なぜ今、オンラインコミュニティなのか
5.働き方が劇的に変化していく
6.消極的人間関係から、積極的人間関係へ
7.ライフスタイルをもっと自由でクリエイティブに
8.答えのない時代を生き抜く思考
この本の冒頭で著者は、「アフターコロナ時代には、まだ正解がない」「最も危険なのは、じっとしていること」「人生は壮大な『実験』だ」と述べています。
本書の前半では、「コロナがもたらした意外なリアル」および「自分を変える絶好のタイミングがやってきた」について、以下のポイントを説明しています。
◆ コロナ後は、「価値を意識すること」と「複数の収入源を持つこと」
◆ 新たに生まれた時間を投資に回すことで人生が変わる
◆ コロナで働き方やライフスタイルを変えた人には何かが起こっている
◆ マスメディアからマイクロメディアへ
◆ コロナは生活や環境リセットのチャンス
◆ 新しいことを始めた人と始めなかった人で大きな格差
◆ 大切なのは、自分の頭で考えて一歩を踏み出すこと
◆ デジタルにシフトしなければ、すべてのビジネスは生き残れない
この本の中盤では、「なぜ今、オンラインコミュニティなのか」および「働き方が劇的に変化していく」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ エンゲージメントの高いファンコミュニティをつくる
◆ オンラインサロンの面白さは、貢献意識の強いメンバー同士のつながり
◆ オンラインでスキルの物々交換が促進
◆ これから働き方が劇的に変化していく
◆ アウトソーシング業が進化し、会社に雇われる必要がなくなる
◆ 仕事の複線化、複数組織に所属、複数の収入源が重要
◆ ビジネスのデジタル化、自らの学び進化、変化する姿勢は必須
◆ 個人ブランドを意識し、自分のファンづくりを意識する
本書の後半では、「消極的人間関係から、積極的人間関係へ」「ライフスタイルをもっと自由でクリエイティブに」および「答えのない時代を生き抜く思考」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 自分でコミュニティを選んでいく時代
◆ 自分のスキルで、どうコミュニティに貢献するか
◆ オンラインコミュニティは、移動の時間も手間もない、全国・海外から参加者を募れる
◆ 相手の気持ちを読んで、コミュニティ内の「信頼貯金」を積み重ねていく
◆ 自分で選んで望む生活をする精神的な豊かさを
◆ 移動が減り、増えた「時間」をいかに自分に再投資して力やスキルを上げるか
◆ 都心一極集中から、地方に分散する流れが加速
◆ ライフスタイル全体を楽しむと幸福感が上がる
◆ 人生は壮大な実験、まず動き出してみる
◆ ビジネスピンチの時こそ、最も大事な基礎体力ができる
◆ 物質至上主義から精神的な豊かさへ、支出をいかにミニマルにしていくか
◆ ライフスタイルや仕事をリセットし、直感がなにをしたいかリストアップ
この本の巻末には、「コロナによる意識変化アンケート」が掲載されていて参考になります。
あなたも本書を読んで、ライフスタイルと働き方を変革する「パーソナル・トランスフォーメーション」を学び、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2877日目】