「戦争、資源闘争、内戦、外交など、あらゆる事件は損得勘定で動いていた」と提唱している本があります。
本日紹介するのは、元国税調査官で作家の大村大次郎さんが書いた、こちらの書籍です。
大村大次郎『お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる』(KADOKAWA)
この本は、歴史をほんとうに動かしているのは、お金、経済である、という認識のもとに、分かりにくい近現代史を「お金の流れ」から探って読み解いている書です。
本書は以下の14部構成より成っています。
1.イギリスは、世界の覇権を「お金で買った」
2.アメリカの「金」と「ドル」に世界が屈服!
3.もう一つの “ 資源大国 ” としてのソビエト連邦
4.アラブを再興させた “ オイル・マネー ” の威力
5.敗戦国ドイツ「奇跡の復興」と「苦悩」
6.アメリカを脅かす日本、経済力の源泉は?
7.石油利権闘争-アラブ社会の反乱
8.“ 第3の経済勢力 ” 中国の目覚め
9.実は「経済問題」だった東西冷戦の結末
10.「アメリカ復権」と「日本凋落」の密接な関係
11.イスラム国の背景を「お金の流れ」から探る
12.EU発足!共通通貨・ユーロの野望とは?
13.世界最大の借金大国 「米」VS. 黒字の貿易大国「中」
14.イギリスが仕掛けた世界最大の “ 経済テロ ”
本書では、これまでの世界の歴史において、いずれも「お金」や「経済問題」が背後にあった、と指摘し、分析しています。
イギリスの覇権、アメリカのドルを基軸通貨とする体制、資源大国としてのロシア、アラブを再興させたオイル・マネーの現状、ドイツの奇跡の復興、世界の石油履利闘争など。
そして本書の最後には、世界経済の覇権は今後だれが握るのか、についても記されています。とくに深刻な課題となっているのは、①環境問題および②貧富の格差問題です。
あなたも本書を読んで、お金の流れで、世界の近現代史を学び直してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を