「お金持ちになりたいなら、お金持ちがやっていることをそのまま真似してみればいい。簡単な理屈である。」と述べて、お金持ちに特徴的にみられる性格や、ものの考え方、あるいは習慣や行動を紹介しながらアドバイスをしている本があります。
本日紹介するのは、慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了(専門:説得コミュニケーション)の心理学者で、立正大学客員教授の内藤誼人さんが書いた、こちらの書籍です。
内藤誼人『お金持ちになる人の心理法則』(王様文庫)
この本は、心理学者である著者が自分なりに調べて、お金持ちになるためのコツを考えて執筆した心理学に基づいた「お金持ちになる方法」の書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.お金持ちは、ここだけはシビア
2.お金持ちは、ムダに反省しない
3.お金持ちは、” 人たらし ”
4.お金持ちは、粘って粘って粘り抜く
5.お金持ちは、突然もの色を変える
この本の冒頭で著者は、「お金持ちは、気持ちのいい笑顔を見せてくれる人である。」と述べています。
本書の前半では、「お金持ちは、ここだけはシビア」をテーマに、以下のポイントを説明しています。
◆ 計算ずくで愛想をふりまく
◆「ツイている人」と付き合う
◆ お金持ちは、基本的にケチである
◆ 人あたりがよく、人間関係で失敗しない
◆ たえず高い危機意識を持っている
この本の中盤では、「お金持ちは、ムダに反省しない」および「お金持ちは、” 人たらし ”」について、著者の見解を解説しています。主なポイントは次の通り。
◆ 失敗しても、気に病まない
◆ 逆境をチャンスととらえる
◆ 自分なりの「ストレス解消法」がある
◆「やる気スイッチ」をいくつも持っている
◆ 贈り物はこまめに、少額、幅広く
◆見た目にも気を使う
◆ 大きな声で、豪快に笑う
◆ どんなときでも笑顔で上機嫌なフリをする
本書の後半では、「お金持ちは、粘って粘って粘り抜く」および「お金持ちは、突然もの色を変える」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 自分を高く売り込む
◆「恐怖」や「不安」も武器にする
◆ 相手の手間を省く
◆ 相手をくつろがせるのがうまい
◆「目の前のこと」に全力を傾ける
◆「オートパイロット効果」を活かす
◆ 稼げるときには稼ぎまくる
◆ オンリーワンの「肩書き」を持って、ブルーオーシャンで勝負する
この本の締めくくりとして著者は、「本書で紹介してきた方法で、本当にお金持ちになれるのかと問われれば、正直なところ、その保証はできないが、少なくとも専門雑誌に発表された論文に基づいて話をしてきたので、インチキな話ではないことだけは保証しよう。」と述べています。
あなたも本書を読んで、「お金持ちになる人の心理法則」を学び、お金持ちに特徴的な性格や習慣を真似て、お金持ちになってみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2833日目】