「サラリーマンといえども、プロフェッショナルでなければ生き抜けない時代。」と説いている本があります。
本日紹介するのは、東証一部上場のシチズン時計で、リストラ予備軍から、一念発起して社内起業を成功させ、40歳で史上最年少の上級顧問に就任した俣野成敏さんが書いた、こちらの書籍です。
俣野成敏『入社3年目までに知っておきたいプロフェッショナルの教科書』(PHP研究所)
この本は、都内の企業に勤めている25歳の男性、たった一人に向けて書かれた本だ、と著者は述べています。
なぜ、その彼を選んだのかというと、「真面目で、いいやつだから」ということです。そういう人材が活躍しないのはもったいないし、大きな視点から言えば、そういう人が活躍できなければ日本はよくならない、と述べています。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.社会人のおもしろさを味わい尽くせ
2.まずは自分の評価者を知れ
3.会社のイメージを自分自身でアップできるか
4.問題解決能力はオフタイムで訓練できる
5.退路を断ってこそ、真の挑戦だ
本書の冒頭で著者は、会社と学校の大きな違いを説明し、「学ぶときは教えるつもりで」と提唱しています。
あなたが本を読むときも、人から話を聞くときも、それを誰かに伝えるということを前提に吸収すると受け止め方が変わる、と指摘しています。
また、本書では随所で、「サラリーマンといえども、プロフェッショナルでなければなっらない」と説いていて、その心がまえや、行動について、事例を挙げて解説しています。
本書で興味深いのは、後半にある「キャリアをどう形成するか」です。著者の場合は、以下のように年代ごとにテーマを設定していた、と紹介しています。
◆ 20代; 徹底的に実験
◆ 30代; 何かで実績を残す
◆ 40代; 実益(稼ぐこと)
◆ 50代以降; 得たものを後進に伝え、社会に還元
そして、仕事ができる人は仕事が作れる、と本書では述べています。
あなたも本書を読んで、プロフェッショナルのサラリーマンをめざしませんか。
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では、今日もハッピーな1日を