「こんな時代だからこそ、紙のノートがあなたの様々な問題を解決してくれます。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、北海道大学経済学部卒、日本生命保険相互会社で15年勤務後、起業し、会員約2,200人のコミュニティー・プラットフォーム「信用の器 フラスコ」代表、株式会社シナジーブレイン代表取締役で、オンラインサロン『人生計画研究会』などコミュニティー運営を行い、起業家であると同時に、起業支援とビジネス仕組化の専門家である安田修さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
安田修『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』（日本実業出版社）
この本は、1冊読むだけで、50冊のノート本を読むだけの価値があると言えるほど、そのエッセンスを手に入れることができる書です。
本書は以下の８部構成から成っています。
１．＜私のノート体験＞ 私がこの本を書いた理由と本書の読み方
２．やりたいこと・やるべきことをどんどんこなす！ 行動ノート術
３．目からウロコ！ 画期的なアイディアを生み出す！ 企画ノート術
４．いつでもどこでも、人生を前に進める！ メモノート術
５．頭の中を片付けて、気持ちがすっきりする！ 整理ノート術
６．必要な知識を頭に効果的にインプット！ 勉強ノート術
７．人生を変える！ 夢を目標に変えて実現する！ 目標達成ノート術
８．私が行きついたノート術の「結論」
この本の冒頭で著者は、「ノートは私の人生を変えてくれました。」と述べています。
そして「50冊にも及ぶノート本のノウハウを整理し、１冊で全てのノート術を体験できるように、そしてあなたにピッタリのノウハウを見つける手助けができるように、まとめたのがこの本です。」と続けています。
本書の前半では、「やりたいこと・やるべきことをどんどんこなす！ 行動ノート術」について、以下のポイントを説明しています。
◆ スケジュール管理はスマホがベスト
◆ ノートと付箋でタスクを管理
◆ タスクをスケジュールして優先順位をつける
◆ バレットジャーナルを使ってタスク管理
この本の中盤では、「目からウロコ！ 画期的なアイディアを生み出す！ 企画ノート術」「いつでもどこでも、人生を前に進める！ メモノート術」および「頭の中を片付けて、気持ちがすっきりする！ 整理ノート術」について解説しています。主なポイントは次の通り。
◆ 付箋やカードにアイデアを書いて組み合わせる
◆ マンダラートを使う
◆ メモ用紙をいろいろな場所に置き、すぐメモする
◆ 読書・映画の記録を残す
◆ フレームワークを使う
◆ マインドマップを使う
◆ プレゼンの準備はノートを使う
◆ ノート１冊に全てをまとめる
本書の後半では、「必要な知識を頭に効果的にインプット！ 勉強ノート術」「人生を変える！ 夢を目標に変えて実現する！ 目標達成ノート術」および「私が行きついたノート術の結論」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ コーネルメソッドでノートを３分割する
◆ 方眼ノートを活用する
◆ ミッション、ビジョンを書く、価値観を明確にする
◆ 夢を書き出し、期限を設定して目標を数値化する
◆ 緊急ではないが、重要なことにフォーカスする
◆ タスク管理はノートと付箋、デジタル機器は使い分ける
◆ ノートの整理は頭の整理
◆ 目標をノートに書いて、いつも持ち歩いて何度も見る
◆ 究極のノート術はシンプル、箇条書きで大量に書く
この本の締めくくりとして著者は、「良いものを学び、組み合わせて実験してみて、たくさん失敗しながら、自分なりに使いやすく発展させていけば良い」と述べています。
さらに、「そのほうがゼロから作るよりも、結果として、あなたらしいノート術が生まれることでしょう。」と続けています。
あなたも本書を読んで、50冊のノート術に関するビジネス書のエッセンスが詰まったノウハウを学び、仕事や勉強にすぐに生かしてみませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！【2907日目】
