「ぜひ目の前の赤ちゃんに合うことを『ああでもない、こうでもない』と考えながら、みつけてほしいと思います。」「そう、答えは目の前にあるのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1969年埼玉県出身、西武学園文理高等学校を経て、日本赤十字看護大学卒業後、看護師、保健師として総合病院に勤務、自らの出産経験を経て、「子育てで苦しむ人を減らしたい」という思いから、3人目を出産後に助産師になることを決意し、みねた助産院を設立して、これまでの育児相談は延べ1万人、出会った赤ちゃん3000人にのぼり、現在はみねた助産院院長の峯田昌(みねた あつよ)さんが書いた、こちらの書籍です。
峯田昌『❝ 泣いてもいいんだよ ❞ の育児』(自由国民社)
この本は、あなたの赤ちゃんのことを知るために目の前の赤ちゃんとの関わり方を伝え、赤ちゃんを理解し、赤ちゃんとの時間が楽しくなるヒントを得られる書です。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.新しい家族がやってきた
2.「泣いてもいいんだよ」の育児
3.赤ちゃんが落ち着く気持ちのいい抱っこ
4.赤ちゃんは生まれてすぐにおっぱいに向かっていく
5.赤ちゃんはあなたの母乳育児の専門家
6.赤ちゃんのためにパパの大切なお仕事
7.赤ちゃんの気持ちに合わせた離乳食
8.ママから聞かれる30の質問に答えました
この本の冒頭で著者は、0歳児の育児は「やさしく声をかけること」がその後の人生をつくる、と述べています。
そして「泣いてもいいんだよ」の育児は、「すべてを受け止めるよ」を伝える育児だということです。
本書の前半では、「泣いてもいいんだよの育児」および「赤ちゃんが落ち着く気持ちのいい抱っこ」について説明しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 赤ちゃんが泣くということの大切さ
◆ 赤ちゃんには、よく泣く時期がある
◆ 赤ちゃんの生活リズムに合わせて生活する
◆ ママも一緒に泣いていいんだよ
◆ いっぱい抱っこされた安心感がずっと後の自立につながる
◆ 赤ちゃんは抱っこが大好き
◆ まんまるの抱っこで鼻呼吸で便秘予防
◆ 眠りたくない赤ちゃんは慌てずに温かみのある抱っこを
この本の中盤では、「赤ちゃんは生まれてすぐにおっぱいに向かっていく」および「赤ちゃんはあなたの母乳育児の専門家」をテーマに考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 母乳育児に困ったら1日も早く相談を
◆ 生まれてすぐ赤ちゃんはおっぱいめがけて這い上がっていく
◆ ママのおっぱいを嫌がる子なんて一人もいません
◆ 授乳はほんとうは気持ちいい
◆ 赤ちゃんによって、授乳の時間も間隔も全然違います
◆ おっぱいの異変は、あかちゃんがいち早く気が付きます
◆ 張らないおっぱいがいいおっぱい
◆ 泣いたら授乳は正しくない
本書の後半では、「赤ちゃんのためにパパの大切なお仕事」および「赤ちゃんの気持ちに合わせた離乳食」について、以下のポイントを解説しています。
◆ ママが幸せな気分で過ごせるようにすることがパパの仕事
◆「大変だったね。1日ありがとう」だけでママは元気になる
◆ ママの心配をそのまま受け止めて、解決しなくていい
◆ パパの産後うつもあります
◆ 離乳食の準備は「わくわく心」をつくること
◆「食べること」は「生きること」
◆ 食べたいものは自分で決めたい赤ちゃん
◆「楽しい食事」でよく食べる
この本の巻末には、「ママから聞かれる30の質問」に対する答えが掲載されています。主なポイントは次の通りです、
◆ 頭が丸くなるのはドーナツ枕より首枕
◆ 授乳が上手に飲めるようになるとげっぷが出ないことが多い
◆ 赤ちゃんのしゃっくりは心配ない
◆ 腹ばいは成長発達にとても大切
◆ 靴下は体温調節のため履かせない方がいい
あなたも本書青読んで、3000人の赤ちゃんの育児相談に乗ってきた助産婦の育児ノウハウを学び、赤ちゃんにただただシャワーのように愛の言葉を伝えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2651日目】