書評ブログ

『森永卓郎流「生き抜く技術」』

「私のゼミで培った学生たちのトーク力は、社会に出てからも役立っていた」「学生の発表を論評するタイミングに合わせて、私のこれまでの社会経験から、若者たちに幸福な人生を送るためのコツを伝えている」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1957年東京都生まれ、東京大学経済学部卒業後、日本専売公社(現・JT)に入社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て、現在は経済アナリスト、獨協大学経済学部教授で、50年間集めてきたコレクションを展示するB宝館(埼玉県所沢市けやき台2-32-5)が話題の森永卓郎さんが書いた、こちらの書籍です。

 

森永卓郎『森永卓郎流「生き抜く技術」』(祥伝社)

 

この本は、著者がゼミの学生たちに語ってきた「エピソードトーク」をまとめて、31のラストメッセージとして紹介している書です。

 

本書は以下の3部構成から成っています。

1.お金に関するモリタク流「常識」と「非常識」

2.仕事に関するモリタク流「常識」と「非常識」

3.人生に関するモリタク流「常識」と「非常識」

 

この本の冒頭で著者は、「私の波乱万丈な人生のなかから見出した法則なので、若い人はもとより人生の目標に迷っている中高年の人にも大きく役立つのではないかと考えている。」と述べています。

 

本書の前半では、「お金に関するモリタク流 常識と非常識について以下のポイントを紹介しています。

◆ お金は、自分の自由を守るための「武器」

◆ 教養のレベルが上がるほど、ムダな出費は減る

◆ できるだけ早い時期に「トカイナカ」暮らしを考えてみる

◆ 自分で食べるものを自分で作ることこそ、最高の贅沢

 

この本の中盤では、「仕事に関するモリタク流 常識と非常識について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 人生の勝負の分かれ目は、どれだけ早く天職に巡り合えるかだ

◆ 仕事の最大の報酬は、やりがいがあること

◆ 遊びを仕事にするのは難しいが、仕事を遊びにするのは簡単

◆ どんな仕事でも最優先すべきは締め切りを守ること

◆ 仕事で大事なのは「いい加減」と「手抜き」

 

本書の後半では、「人生に関するモリタク流 常識と非常識について説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 幸福な人生とは自由に生きることができる人生

◆ 夢は語るものではなく、実現すべきもの

◆ チャンスは運のよい人のところにやってくる

◆ とりあえずやってみて、ダメだったら、別のチャンスに挑戦すればいい

◆ 人生で一番大事なのは、「一生のパートナー」を見つけること

 

あなたも本書を読んで、モリタク流の「生き抜く技術」を学び、幸せな人生に向けて実践してみませんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3676日目】