やりがちだけど「実はやってはいけない」リーダーの行動と、一見変わっているけど「実はうまくいく」リーダーの行動を、対比形式で紹介している本があります。
本日紹介するのは、1970年生まれ、成城大学卒業後、大手旅行会社、有名学校法人、外資系企業を経て、その後独立して、現在はリフレッシュコミュニケーションズ代表、コミュニケーションゼザイナー、人財育成コンサルタント、上司向けコーチの吉田幸弘さんが書いた、こちらの書籍です。
吉田幸弘『リーダーの「やってはいけない」』(PHP研究所)
この本は、「頑張っているのに、どうしてうまくいかないのか」と悩んでいるリーダーに読んでほしいと考えて書かれた書です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.やってはいけない「仕事の進め方」
2.やってはいけない「部下育成」
3.やってはいけない「仕事の任せ方」
4.やってはいけない「コミュニケーション」
5.やってはいけない「叱り方・ほめ方」
6.やってはいけない「会議・面談」
7.やってはいけない「休み方」
この本では、残念な上司にならないための「43のルール」が書かれていますが、その「紙一重の違い」を〇×形式の対比として示しています。
私がとくに共感し、実践している行動について、リーダーとして一見、常識とは異なるが「やるべき行動」を以下に挙げておきます。
◆ 適当に計画を立てる
◆ 仕組みの運用を確認する
◆ 知らないふりをして部下から教わる
◆ 部下の行動習慣を変えようとする
◆ なぜ、あなたに頼むのかを伝える
◆ ミスゼロを自ら破る
◆ KPIを短期で変化させる
◆ 相談禁止の時間を決めておく
◆ いくつかの改善方法の中から部下に選ばせる
◆ すぐにストレス解消できる方法を持っている
本書の最後で著者は、「どれだけ失敗しても、リーダーであることを決してあきらめないでほしい」と述べています。
大きな成果を出している一流のリーダーでも、必ず何度も失敗した経験を持っているものだからです。
著者の吉田幸弘さんは、研修やセミナーを通じて、数多くのリーダーの指導・支援をしてきており、こちらの著書も併せて読まれるとさらに理解が深まり、お薦めです。
あなたもこの本を読んで、99%のリーダーは知らない、チームの成果を左右するちょっとした「行動」を学び、一流のリーダーを目指してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!