書評ブログ

『孤独を楽しむ人、ダメになる人』

「孤独だから、楽しいことができる、孤独だから、さびしくて何もしたくない、あなたはどっちですか?」と問いかけている本があります。

 

本日紹介するのは、鹿児島県生まれ、台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了、化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌など執筆活動をしている作家写真家有川真由美さんが書いた、こちらの書籍です。

 

有川真由美『孤独を楽しむ人、ダメになる人』(PHP研究所)

 

この本は、「幸せな孤独」の姿を浮き彫りにし、「自分で自分を幸せにできる」というイメージをもっていただくために書かれた書です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.孤独の感情に引きずられるのは、大損です

2.孤独を楽しめる人の感情の整理術

3.孤独こそ、自由で幸せな生き方

4.孤独を楽しむためのレッスン

5.孤独を楽しんで生きる人、孤独でダメになる人

6.孤独を楽しむ人の人間関係、ダメになる人の人間関係

 

この本の冒頭で著者は、「孤独を基本として生きれば、心は自由になります。やりたいこと、好きなことをとことん追い求めることができる。時間も場所も自由になって、楽しみや幸せは何倍にもなります。」と述べています。

 

 

本書の前半では、「孤独の感情に引きずられるのは、大損です」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 孤独を楽しめる人は自分に期待する

◆ 人は孤独の中で、心が自由になる

◆ 嫌いな人とはどんどん離れる

◆ SNSは更なる孤独を生む

 

 

この本の中盤では、孤独を楽しめる人の感情の整理術」「孤独こそ、自由で幸せな生き方」および孤独を楽しむためのレッスン」について解説しています。主なポイントは次の通り。

 

◆ 夜のさびしさは、朝には消えている

◆ 自分は自分、できることに専念を

◆ 心配する時間がもったいない、これからの自分に期待

◆「正直」「好奇心」「楽観」でさびしさを遠ざける

◆ さびしいときは、自分の本音を引き出すチャンス

 

◆ 答えは自分の内側にある

◆ 心穏やかに「いま、ここ」を楽しむ

◆「すべて自分で選んでいる」と思えば、ストレスも怖くない

◆ 孤独な時間は、ものごとの本質を考える時間を与えてくれる

◆ 1人で頑張っている人には「チャンスの神様」がやって来る

 

◆ 自分を知る「プチ一人旅」がお勧め

◆ 一人趣味、一人学びのススメ

◆ 自分メンテナンスのススメ

◆ 生きがいは、孤独の中で見つけることができる

 

 

本書の後半では、孤独を楽しんで生きる人、孤独でダメになる人」および孤独を楽しむ人の人間関係、ダメになる人の人間関係」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆「孤独力」こそ、楽しく生きていく力

◆ 自由に「時間・場所・人間関係」を選べるのがは最高の贅沢

◆ 好きなことをほどほどにやる

◆ 楽しむことに重点を置き、人と違うことを喜ぶ

◆ 安定より、柔軟に変わり続けること

 

◆ 自分への期待は、どれほど大きくてもいい

◆ 孤独だからこそ、積極的に繋がれる

◆「戦わず、屈折せず、押しつけず」の姿勢

◆ 人も環境も変わっていく

◆ 支えてくれる人たちの存在が、孤独を払拭してくれる

 

この本の締めくくりとして著者は、「孤独も人生も、楽しんだもの勝ち。孤独を楽しむ力は誰にも備わっているのです。」と述べています。

 

 

あなたも本書を読んで、ぜひ人生の「一人旅」をしている感覚で、与えられた日々を楽しみ倒してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3093日目】