雑誌『POPEYE(ポパイ)』が、2017年9月号(Vol.845)で、「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」という特集を組みました。
本日紹介するのは、こちらの特集号です。
『POPEYE(ポパイ)2017年9月号-君の街から、本屋が消えたら大変だ!』(マガジンハウス)
この特集号は、「どんなに世の中変わっても、街の本屋を大切に!」というメッセージをさまざまな切り口から発信しています。
本特集は、以下の7部構成から成っています。
1.全21人が語る、好きな書店の物語
2.できれば、いつかは行ってみたい!今ポパイが面白いと思う世界の35軒
3.僕らの好きな書店の店主に、どこの本屋が好きかと聞くと・・・・
4.バックパック一つを背負い、本屋を巡る2400kmの旅
5.ポパイが本屋を開くなら、こんな棚を作りたい-14人が選ぶ70冊
6.ある日、中条あやみちゃんと街の本屋で待ち合わせ
7.6人の店主に話を聞いて考えた、本屋が大切な理由
この特集の冒頭で、「書を捨てよ、町へ出よう」という有名な言葉の続きとして、「そして本屋でまた、書を手にせよ」と言いたい、と述べています。そして、次のように呼び掛けます。
「ふらりと書店へ入り、たくさんの本の中から好きな一冊を手にとって、読みふける。それができなくなってしまったら、そんな世界ってまあまあ退屈ではないだろうか。ぼくらには、本屋が必要なんだ。」
特集の最初を飾る「好きな書店物語」には、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さん、俳優の村上虹郎さん、映画監督の松江哲朗さん、演出家の松尾スズキさん、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん、モデルの宮本彩菜さん、漫才師の水道橋博士さん、俳優の東出昌大さんなど、多彩な顔ぶれが揃い、いずれも読書好きだそうです。
次に、編集部による、「いい本屋には “ クセ ” がある」として、全国および世界の全35軒の本屋を回っての紹介は、読み応え、見応えがあります。
ここでは敢えて具体的な本屋は記しませんので、興味ある方はぜひ、この雑誌特集を手に取って、ご覧ください。
続いて、「本屋のブックカバー」の紹介。これは、よく見慣れたカバーが多く出てきて、親近感が湧きます。見たことないカバーとしては、静岡県の戸田書店のブックカバーはなかなかセンスがいいと感じるものです。
その後にある「本屋の好きな本屋」は、なかなかユニークな企画です。個性的な本屋の経営者が、どんな本屋をいいと感じているのか、とても興味深く、また自身の書店経営にも活かしていることが感じられます。
さらに、「ブックパッキングの旅」や、本屋のトートバック、そして、ひと夏のブックショップ『ポパイ』開店も、それぞれ面白い記事です。
特集の最後にある、全国6軒の本屋店主に聞いた、「本屋とはどんな存在なのか」という話は奥が深く、それぞれの熱い思いが伝わってきます。
3人目に登場する辻山良雄さんは、私のブログでも書評を掲載した、こちらの書店開業記を出版しています。
私の書評は、2017年7月16日付記事で、こちらのリンクから読めます。
この雑誌特集の中には、「神保町パーフェクトガイド2017」も付属で付いていて、古本屋街が好きな人にはほんとうに便利です。私が応援する「ブックハウスカフェ」も98ページに登場しています。
あなたも本雑誌特集を読んで、あなたの街の本屋を応援しませんか。
また、私、大杉潤は、「まちの本屋」再生プロジェクトとして、クラウドファンディングにより、読書交流会とトークショー・イベントを開催しています。
ぜひ、一緒に「まちの本屋」を応援しましょう。
https://camp-fire.jp/projects/view/35979
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では、今日もハッピーな1日を