書評ブログ

『稼げる人稼げない人の習慣』

「稼ぎ続ける」思考・行動・生活習慣は、どこの国でも同じだ、と述べて、その共通点をまねしやすいような行動レベルにまで落とし込み、全部で50項目に整理した本があります。

 

 

本日紹介するのは、元外資系人事コンサルタントとして、5万人のリストラと6,500人以上のリーダーの選抜・育成を経験してきた人事・戦略コンサルタント松本利明さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

松本利明『稼げる人稼げない人の習慣』(日経ビジネス人文庫)

 

 

この本は、著者が外資系コンサルティング会社で鍛えられ教えてきたことに加え、人の目利きをする中で見えてきた「稼げる人の流儀」をまとめた一冊です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.結果を出せる「仕事」の習慣

 

2.未来を築く「キャリア」の習慣

 

3.人とつながる「コミュニケーション」の習慣

 

4.突破口を開く「思考」の習慣

 

5.心と体が変わる「生活」習慣

 

6.日々成長し続ける「働き方」の習慣

 

 

 

この本の冒頭で著者は、稼げる人の思考・行動・生活習慣の共通項・ポイントは、次のようなことだ、と述べています。

 

 

◆ 自分の持ち味を活かし、勝てる場所を「転職」しながら見つけ、鍛えていく

 

◆ 起業と副業によって収入アップとオリジナルの強みを磨いていく

 

◆ ただ稼ぐだけでなく、世の中や仲間に認められ、やりがいを感じる

 

 

 

続いて、本書では「稼げる人」の行動や習慣を、「稼げない人」と対比させながら、全部で50の項目を挙げて解説しています。私がとくに共感する主なポイントは以下の通りです。

 

 

◆ 納期を宣言し、必ず守る

 

◆ どこでも仕事ができるように準備している

 

◆ オンリーワンの存在感を示している

 

◆ 過去・現在・未来で自分のことを語れる

 

 

 

◆ 多くの人とつながる交流の場をつくる

 

◆ 聞くことで信頼を高め、本質をつかむ

 

◆ 情報の中継基地になる

 

◆「信用社会」のメンバーになる

 

 

 

◆「ソラ、アメ、カサ」のスキルをいつも使える

 

◆ 課題を解決できる大きさまで分解する

 

◆ 視点をずらし、相手の立場になりきる

 

◆「どうすればできるか」から考える

 

 

 

◆ 逆から見ることでゼロベースから考えることができる

 

◆ 自分の思考や悩みを俯瞰できる

 

◆ 人生は有限であることを知り、「今すぐ」やる

 

◆「朝」に強い

 

 

 

◆「歯」が命と心得ている

 

◆ 運動の習慣をつくる

 

◆ 介護のプロに相談する

 

◆ 仕事を「楽しむ」

 

 

 

◆ 本業・副業・趣味を区分けせず、「すべて収益化」

 

◆ 数字に「強い」

 

◆ 成功パターンを磨き続ける

 

◆ ワクワクする未来を目標に設定する

 

 

 

本の最後で著者は、「本書は、パーソナルブランディングやキャリアの本でもあります。」と述べています。

 

 

 

著者が挙げた50項目を実践して「稼げる人」になると、パーソナルブランディングは自然にできてしまうのです。

 

 

 

多くの活躍するビジネスパーソンを見てきた著者だからこそ書ける多角的な見方が紹介されていて参考になり、ぜひ一読をお薦めしたい本です。

 

 

 

あなたも本書を読んで、「稼げる人」の思考・行動および習慣を身につけてみませんか。

 

 

 

速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊ビジネス書速読法「7つのポイント」』 (定価 9,990円)を、こちらのサイトより、大杉潤のメルマガ『ビジネス書10000冊から』へ登録いただければ、無料で差し上げます。こちらをクリックして登録ください!

https://tsuku2.jp/mlReg/?scd=0000049956

 

 

 

 

では、今日もハッピーな1日を!