「成功する人は、意志が強い人ではない。『続けられる仕組み』を持っている人である。」仕事、勉強、健康、ダイエット、貯金……。人生の成果を左右するのは、一時的な努力ではなく、毎日の習慣です。本書は、世界の一流大学の研究成果に基づき、科学的根拠のある習慣化の方法112個紹介した実践書です。

本日紹介するのは、1999年にシカゴ大学言語学部博士課程修了(Ph.D. in Linguistics、言語学博士)、現在は明治大学法学部教授として、法言語学、心理言語学、脳科学などを融合した研究を国内外で展開し、企業顧問やテレビコメンテーターとしても活躍する堀田秀吾さんが書いた、こちらの書籍です。

堀田秀吾『科学的に証明されたすごい習慣大百科』(SBクリエイティブ)

 

本書は、ハーバード大学、スタンフォード大学、オックスフォード大学など世界の研究機関で実証された習慣化のテクニックを、「仕事」「勉強」「健康」「コミュニケーション」「メンタル」「暮らし」の6つの分野に分けて紹介した一冊です。

この本の冒頭で著者は、「習慣化に意志力はいらない」と述べています。

成功する人は特別に強い精神力を持っているのではなく、自然に続けられる環境や仕組みを作っています。だからこそ、科学的なエビデンスに基づく習慣を身につけることが、人生を変える近道なのです。

 

本書は以下の6部構成から成っています。

1.科学的に証明された「仕事の効率化」習慣

2.科学的に証明された「勉強」習慣

3.科学的に証明された「ダイエット・健康」習慣

4.科学的に証明された「コミュニケーション」習慣

5.科学的に証明された「メンタル」習慣

6.科学的に証明された「生活(くらし)」習慣

 

本書の前半では、仕事や勉強の成果を高める習慣が紹介されています。主なポイントは以下の通りです。

◆「イフ・ゼン・プランニング」で行動を自動化する

◆ 作業は途中で止める「ツァイガルニク効果」を活用する

◆ 時計の速度を速く見せることで作業効率を高める

◆ 散歩をしてから勉強すると脳のパフォーマンスが向上する

◆ 紙で読む・紙に書くことが記憶の定着につながる

 

この本の中盤では、健康やコミュニケーションに役立つ習慣が解説されています。主なポイントは次の通り。

◆ やり過ぎない適度な運動が健康と学習能力を高める

◆ 小さなお皿を使うだけで食べ過ぎを防げる

◆ スマホを机に置かないだけでコミュニケーションの質が向上する

◆ アイコンタクトは約7割が最も好印象を与える

◆ 自己開示は50〜60%程度が信頼関係を築きやすい

 

本書の後半では、メンタルや日常生活を豊かにする習慣が紹介されています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 朝は楽しかった記憶を思い出して一日を始める

◆ 不安は紙に書き出すことで軽減できる

◆ マイナス感情は「とらえ直し」でコントロールできる

◆ 選択肢は3つ用意すると行動しやすくなる

◆ 「最高」を求め過ぎず満足できる人ほど幸福度が高い

 

本書を読んで印象に残ったのは、「習慣は根性ではなく科学で身につけるもの」という考え方です。

例えば、「もしAをしたらBをする」というイフ・ゼン・プランニングや、選択肢を3つ用意する工夫など、どれも今日から実践できるシンプルな方法ばかりです。それでいて、世界の一流大学の研究によって裏付けられているため、納得感があります。

私自身も毎日のブログ更新や読書、情報発信を長年継続していますが、それは意志力よりも「毎日続ける仕組み」を作ってきたからだと改めて感じました。本書は、その仕組みづくりを科学的にサポートしてくれる一冊です。

仕事の成果を高めたい方、健康習慣を身につけたい方、勉強を続けたい方、そして人生をより良く変えたいすべての方に、ぜひおすすめしたい一冊です。

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では、今日もハッピーな1日を!【4154日目】