書評ブログ

『自己肯定感を高めて職場の居心地をよくする方法』

「自己肯定感が高ければ、人の評価に一喜一憂することなく、メンタルを損なうことなく、ビジネスライフを歩んでいくことができる」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、1972年愛知県出身、新卒で国内最大級の飲料メーカーに入社、その後、転職を繰り返して、34歳の時に業務システム開発会社に入社、1年後に取締役、その後創業者から会社を引き継ぎ、実績を上げるも、創業者との対立から会社を追われ、2019年5月に独立して、現在はビジネスパーソンを自己実現に導く人財成長プロデューサーで、株式会社think shift 代表取締役浅野泰生さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

浅野泰生『自己肯定感を高めて職場の居心地をよくする方法-会社の人間関係に悩むあなたに贈る成功法則』(つた書房)

 

 

この本は、能力はあるのに「自分の頑張りが認められず、不遇だ」と思い悩んでいる人に向けて、ものの考え方や視点、着眼点をどこに置くか気づきのヒントを与えるために、61の成功法則に整理して書かれた書です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.自己肯定感を高めて自分らしいビジネスライフを生きる

2.前提条件を整えて自己肯定感のベースをつくる

3.コアコンセプトを明確にしてブレない軸をつくる

4.思考を転換してストレスフリーの環境をつくる

5.できることを増やして人から認められる存在になる

6.小さな行動の積み重ねで周囲から必要とされる存在になる

 

 

この本の冒頭で著者は、自己肯定感とは、根拠なく自分を認められる気持ち、すなわち、できない自分や苦手なことも含めて「ありのままの自分を認める気持ち」だ、と述べています。

 

 

本書の前半では、「自己肯定感を高める」および「自己肯定感のベースをつくる」ことについて、成功法則を提示・説明しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ 空回りしても理想を持ち続ける

◆ 不完全な自分を認める

◆ ブレない軸をもち自分で自分を肯定する

◆「やったことがないこと」を続けて「できること」をふやしていく

 

◆ 時間の優先順位だけを考えておこう

◆ 何をするかより誰とするか

◆ 抱いた感情をそのまま受け入れる

◆ 違った人が集まるから組織は強くなる

 

 

この本の中盤では、「コアコンセプトを明確にしてブレない軸をつくる」および「思考を転換してストレスフリーな環境をつくる」ことについて考察しています。主な成功法則は次の通り。

 

◆ 人間性と人間力の両輪が大事

◆ こだわりや価値観を言葉にする

◆「WILL(~したい)」を最優先する

◆ 信念を強く持てば、人の評価が気にならなくなる

 

◆ 言葉が変われば見るものが変わる、見るものが変われば解釈が変わる

◆ 人間関係においても「先に与える」が活きる

◆ コントロールできるものだけに注力する

◆ 人やものごとも、要素ごとに切り分ける

 

 

本書の後半では、「できることを増やす」および「小さな行動の積み重ね」によって、人から認められ、周囲から必要とされることについて、成功法則を挙げて解説しています。主な法則は以下の通り。

 

◆ 小さな達成感で徐々に自信をつける

◆ 公言することで、周りから応援してもらう

◆ 自分ができていないことほどフィードバックする

◆ 自分が求めるレベルの自己投資をする

 

◆ 弱みをさらけ出すと「実は~」が出てくる

◆ 特別なことより当たり前の積み重ねが価値を生む

◆「できない言い訳」より「できる条件」を語る

◆ 自分がして欲しいことを相手にもしてみる

 

 

この本の締めくくりとして著者の浅野さんは、本書購入者の特典として、紹介してきた成功法則を実践していくためのツールとして、『こだわり・価値観言語化シート』『成功法則実践ノート』をダウンロードできるURL、QRコードを提示しています。

 

 

あなたも本書を読んで、自己肯定感を高めて職場の居心地をよくする成功法則を学び、実践してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2554日目】