「人の自己肯定感は、をの時々の気分によって、上がったり下がったり変化する」と述べて、自己肯定感をどうしたら上げていくことができるかを解説している本があります。
本日紹介するのは、東京都出身、学習院大学卒業後、資生堂に勤務し、独立後に人生論の研究に従事し、独自の「成心学」理論を確立し、人々の心を元気づける著述活動を開始して、産業カウンセラーの資格を取得した著述家の植西聰さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
植西聰『自己肯定感のコツー「自分の価値」に気づく92のヒント』(自由国民社)
この本は、「自分を大切にできる人は、幸せになれる」という信念のもと、自己肯定感を高める「自分の価値」に気づく92のヒントを提示している書です。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.「自己肯定感」を高めると、幸せになれる
2.「元気」「陽気」を心がけて生きる
3.「気」を強めて生きると、うまくいく
4.もっと「気が利く人」になってみる
5.自分が幸せであることに気づく
6.自分のことは、自分で決めて行動する
7.自分という人間に、もっと自信を持つ
8.自分が成長していることを実感して生きる
9.自分を大切にする人は、幸せになれる
この本の冒頭で著者は、「自己肯定感」とは、次のような感覚のことと定義しています。
◆ 自分にはすぐれた能力があり、世の中のために何か役立つことができる
◆ ありのままの自分を肯定的に受け入れ、自分自身に満足している
◆ 人生の中で自分が経験する「すべてのことが役立っている」と感じられる
◆ 日々の生活の中で、自分は少しずつ成長している
◆ やりたいことに向かってチャレンジすることに生きがいを感じられる
◆ 希望を失うことなく、何事にも楽天的に取り組んでいける
本書の前半では、「自己肯定感を高めると幸せになれる」こと、「元気」「陽気」を心がけて生きること、および「気」を強めて生きることについて説明しています。主なポイントは以下の通り。
◆「だいじょうぶ、どうにかなる」と言い続ける
◆ 夜、眠る前に、自分に向かって良い暗示をかける
◆ 敗北した悔しさをバネにして飛躍することもできる
◆ できない時は、「できなくて良かった」と考える
◆「元気よく歩く」だけでも、気が高まっていく
◆ 朝日を浴びると、心と体の「気」の力が強まる
◆ 明るい笑顔になるだけでも、自分への自信がよみがえる
◆ 嫌なことがあっても、挨拶だけは元気よくする
◆ 自分の夢を口にして言うことで、「強気」を貫ける
◆ 幸せ一杯の人と一緒の時間を過ごす
◆「活気ある場所」に行くと、元気をもらえる
◆「適度な運動」が「気」の働きを良くする
この本の中盤では、「気が利く人になる」こと、「自分が幸せであることに気づく」こと、および「自分のことは自分で決めて行動する」ことについて説明しています。著者が挙げるポイントは次の通りです。
◆ 人のためになることをする人は自己肯定感が高い
◆ 相手の立場になってみる
◆ 人のために生きてこそ「誇りある人生」を実現できる
◆ 謙虚でいてこそ「気が利く人」になれる
◆「幸せは近くにある」と考える
◆ 振り返る時間を作ると、たくさんの幸せが見つかる
◆ 不満があるからこそ、進歩し成長していける
◆ 幸せな出来事のことだけを考える
◆ 主体的に生きてこそ、自己肯定感が高まる
◆ 目標を定めることから、主体的な人生が始まる
◆「小さな目標」を着実に達成していく
◆ うまくいかないことを「人のせい」にしない
本書の後半で著者は、「自分という人間に、もっと自信を持つ」こと、「自分が成長していることを実感して生きる」こと、および「自分を大切にする」ことについて考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆「できる」と信じればできる
◆ 自分を信じることができれば、どんな夢でも叶う
◆「好き」であれば、才能がなくても活躍できる
◆ 人生は、その人の「思っている通りのもの」になる
◆「読書ノート」で自分の成長を実感する
◆ 好奇心旺盛な人ほど、自己肯定感が高い
◆ 信頼すべき人から誘われたことには、応じてみるほうがいい
◆ 最後までやり通すことで人は成長する
◆ 自分を大切にする人は、自分の健康に気を遣う
◆ 劣等感は、「自分の強み」にすることもできる
◆ 掃除をすると、自己肯定感が高まる
◆「満足できること」「感謝すべきこと」に目を向ける
あなたも本書を読んで、「自己肯定感のコツ」を学び、「自分の価値」に気づいてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2583日目】