「ウクレレは地球一かんたんで、いちばん小さな楽器」と述べて、自分の家で自分の本能に任せて奏でて歌うこと(=家庭音楽)の魅力や大切さを伝えている本があります。
本日紹介するのは、長野・飯田出身の元パンクロッカーで、バンドリーダーとして全楽曲の作詞・作曲、ボーカル&ギターを担当してCDリリースや全国ツアーだけでなくロサンゼルス・ツアーも行う。2008年に急性骨髄性白血病を発症し、長い闘病生活ののち、2009年に骨髄移植を受けて、その後ウクレレ教室「ガズレレ」を全国各地で行うようになって、現在はYouTubeで初心者向けにウクレレ・レッスン動画を公開して大人気の「ウクレレYouTuber」であるガズさんが書いた、こちらの書籍です。
ガズ『いきなりウクレレ! 地球一かんたん家庭音楽』(主婦の友社)
この本は、人気No.1ウクレレYouTuber・ガズさんによる、ウクレレを奏でて歌う喜び、楽しく生きるヒントをまとめた読み物です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.「演るのはもっとサイコー! 」ウクレレを弾き語りで歌う“家庭音楽”をすすめる理由
2.「ガズレレって?」ウクレレ教室「ガズレレ」の魅力
3.パンクロッカーから闘病まで
4.YouTuberになったいま
5.これからのこと
この本の冒頭で著者は、いますぐウクレレを始めたほうがいい5つの理由を以下の通り挙げています。
◆ 音楽は本能だから健康にいい
◆ 自分を生きていくということにつながる
◆ 楽しいときに、何倍にもふやしてくれる
◆ たいへんなときに助けてくれる
◆ 生活の一部になる
本書の前半では、「ウクレレを弾き語りで歌う“家庭音楽”をすすめる理由」および「ウクレレ教室“ガズレレ”の魅力」について、解説しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 好きなジャンル、好きな曲を、好きな時間に奏でて味わう「家庭音楽」
◆「正しい」より自分の「楽しい」が重要
◆ 音楽はインプットではなくてアウトプット
◆ ゼロから音楽を始めるなら、いちばん簡単なウクレレで好きな曲を演る
◆ 感情、想い、届けたいメッセージを表現する手段としてのウクレレ
◆ 勝手にの自主性パワー
◆ 自由に音楽を楽しむのがガズレレ
◆ お金より贅沢より「生きがい」を
この本の中盤では、「パンクロッカーから闘病まで」および「YouTuberになったいま」について考察しています。主なポイントはつぎの通りです。
◆ 2008年、36歳で急性骨髄性白血病を発症
◆ 2年間の闘病生活
◆ ガズを支えたパートナー・こずえさん
◆ ガズの師匠は生ハムの達人・加藤公貞さん
◆ 両親の手作り水引きをウクレレのヘッドに
◆ ハワイがガズレレの原点
◆ ガズレレを広める最強ツール YouTube
◆ いちばん大事なものは「身体(からだ)」
◆ ガズは「捨てる達人」
◆ 病院のベッドで気づいた人生の「点」と「線」
本書の後半では、「これからのこと」について紹介しています。主なポイントは次の通り。
◆ ガズレレでラク~に「音楽を演る人」をふやす
◆ いま考えていることで人生は決まってくる
◆ 私たちは感謝することで「幸せ」を感じる
◆ これからのビジョンは、「ただおもしろそうなことにどんどん流される」
この本の締めくくりとして著者は、「人生って、結局、生まれてから死ぬまでに、どんな『体験』をしたのか。これだけだと思う」と述べています。
さらに、「人生は楽しいことを考えたらたのしいことがおこる」、「自分のしたいことをするのが人生。やりたいことはやろうよ!」と続けています。
あなたも本書を読んで、「ガズレレ」でウクレレの弾き語りを始めてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2696日目】