「ハワイ島の魅力を一人でも多くの方に伝えたい」「よく出てくるキーワードを追えば、ハワイ島のことをより深く知っていただけるはず」と述べている本があります。
本日紹介するのは、学生時代をアメリカ・オハイオ州で過ごした後、日本に帰国し、新聞社の東京本社にて報道カメラマンとして勤務、退社後2008年よりハワイ島に在住し、ヒロを拠点とした写真エージェンシー「三日月カメラ」を主宰する石川結雨子さんが書いた、こちらの書籍です。
石川結雨子『ハワイの穏やかで心通わせる暮らし365日―常夏の島に息づく小さな季節のたより』(自由国民社)
この本は、4月から始まる日めくりカレンダーのように、常夏の島・ハワイ島の小さな季節のたよりとして、人々の心に宿る穏やかな365日の暮らしを写真とともに描いている書です。
本書は以下の12部構成から成っています。
◆4月 Apelila(1/365~30/365)
◆5月 Mei(31/365~61/365)
◆6月 Iune(62/365~91/365)
◆7月 Iulai(92/365~122/365)
◆8月 Aukake(123/365~153/365)
◆9月 Kepakemapa(154/365~183/365)
◆10月 Okakopa(184/365~214/365)
◆11月 Nowemapa(215/365~244/365)
◆12月 Kekemapa(245/365~275/365)
◆1月 Ianuali(276/365~306/365)
◆2月 Pepeluali(307/365~334/365)
◆3月 Malaki(335/365~365/365)
この本の冒頭で著者は、「ハワイ島という離島での暮らしの様子をこうしてお伝えできることをとてもうれしく思っています。」「偶然に開いたページの内容を運勢を占うビブリオマンシー(書物占い)のように、この本があなたの生活の一部になれたら本当に幸せです。」と述べています。
私がとくに共感して印象に残った日の暮らしは以下の通りです。
◆ ハワイアンタイム
◆ マラサダ
◆ バニヤンツリー
◆ ヒロのダウンタウン
◆ メリー・モナーク・フェスティバル
◆ プレートランチ
◆ ロコボーイはウクレレを抱えて出かける
◆ ハワイ島の5つの火山
◆ ハワイアンキルト
◆ フリフリチキン
◆ コアの森
◆ ジャカランダの季節
◆ハワイ島の地ビール
◆ 黄色いレフア
◆ レインボー・シャワーツリーの季節
◆ コナコーヒー・リビング・ヒストリーファーム
◆ 神の使い・ホヌ
◆ 白いパイナップル
◆ ハワイの虹は6色
◆ スパムいろいろ
◆ ドラゴンフルーツ
◆ 日系人とコナコーヒー
◆ ハワイ原産の白いハイビスカス
◆ フレッシュココナッツ
◆ オヒアレフア
◆ スパムむすび
◆ コナコーヒー
◆ シェイブアイス
◆ アロハシャツ
◆ アサイーボウル
◆ ウクレレLOVE
◆ コナ・サンセット
◆ マカデミアナッツ
◆ ファーマーズ・マーケット
◆ ヘイハウ
◆ ロミロミ
◆ マナ
◆ ロコモコ
◆ ルアウ
◆ 火の女神ペレ
◆ モクアイカウア教会
◆ ペトログリフ
◆ シャカ
◆ リリウオカラニ講演
◆ ハワイ島の「この木なんの木」
このブログ記事では、写真が見られないのが本当に残念なくらい、本書ではすべてのページに上半分が魅力的なカラー写真、下半分がコラムという構成になっています。とくに素晴らしい写真が満載で、ガイドブックにはない「ハワイ島の魅力」を満喫できます。
ぜひこの本を直接手に取って、ハワイ島の魅力的な日々を季節ごとに味わってみてください。ハワイ島にロングステイした気分になれる一冊で、お薦めです。
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では、今日もハッピーな1日を!【2988日目】