書評ブログ

『販促の教科書』

「お客様の心に届く “ いい販促 ” とはどんなものなのか」を説明してくれる本があります。

 

 

本日紹介するのは、食品スーパーに入社後、飲食店中心のコンサルティング会社に転職し、様々な店舗の店長職を経験して結果を出してきた眞喜屋実行さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

眞喜屋実行『販促の教科書』(すばる舎)

 

 

この本は、お客様にハッピーになって頂く販促はどうすればできるのか、そのための実践事項を65の項目にまとめた書です。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.まずは知っておきたい「販促の基本」

 

2.お客様が思わず入りたくなる「店頭づくり」

 

3.買いたい!注文したい!を誘う「店内演出」

 

4.リピーターを増やす!「効果的なしかけ」

 

5.時間が経っても思い出す!「アプローチのしかた」

 

 

本書の冒頭で著者は、「販促とは、ひと言で言うと、お客様の行動スイッチをONにすること」と述べています。

 

 

言い換えれば、「売上が上がる取り組み」であり、「来店客数が増えるような取り組み」であり、「購入点数が増えるような取り組み」です。

 

 

そして、大切なことは「何によって売り上げが上がるのか」をしっかり考えることだ、と著者は言います。

 

 

また販促にも、イソップ物語の「北風と太陽」は当てはまる、とこの本では説明しています。お客様に自らの意思で行動してもらうようにするのです。

 

 

さらに販促をする上で欠かせない、お客様との大切な「3つのつながり」がある、と本書では提示しています。次の「3つのつながり」です。

 

 

1.モノのつながり

 

2.心のつながり

 

3.記憶のつながり

 

 

 

この後この本では、65項目の販促における実践事項が紹介されていますが、私がとくに大切だと納得し、感銘を受けた事項を以下に紹介します。

 

 

◆ 販促は「お客様目線」で考える

 

◆ お店のコンセプトを明確にする

 

◆ 「どんなお客様」に来て頂くかを決める

 

◆ 「買うかどうか」の判断回数を増やす

 

◆ 目立つ「シンボル」を用意する

 

 

◆ 「記憶に残る」お店にしよう

 

◆ 心に届く商品ネーミング

 

◆ 信頼を勝ち取る「情報」をお届けする

 

◆ 「ランキング表示」で悩まず買える!

 

◆ 「触れる」ことで心が動く

 

 

◆ 「目の前」の演出で強く印象に残す

 

◆ 「トイレ」を心地良い空間にする

 

◆ 「今」を強調すると買う動機になる

 

◆ 「利用イメージ」をわかりやすく伝える

 

◆ 会話の「きっかけ」を仕込んでおく

 

 

◆ 「みんなが参加できる」企画を提案

 

◆ 「リピーター」づくりに力を入れよう

 

◆ 「お客様アンケート」をフル活用

 

◆ 「イベント」を定期的に行う

 

◆ 「次回来店」を引き寄せるしかけ

 

 

◆ 「お客様情報」を集めよう

 

◆ 読んでもらえる「メルマガ」にしよう

 

◆ 「口コミ」のしかけづくり

 

◆ ニュースレターを発行しよう

 

◆ 印象に残る「おみやげ」を渡す

 

 

この本は、半月前の2017年6月17日(土)に開催された「DAF8」において、著者の眞喜屋実行さんが登壇してスピーチをされたので知りました。

 

 

本書を読めば、ほんのひと手間で、今ある商品が「人気商品」に大変身します。新人さんから売り場のリーダー店長さんまで、あらゆる人にオススメしたい一冊です。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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