『新版 はじめてのスペイン語』
「スペイン語って、陽気で楽しそうだけど、文法が難しそう……」― そんな印象をお持ちの方も、少なくないのではないでしょうか。
本日紹介するのは、フランス語・ドイツ語・スペイン語など、数多くの語学入門書を手がけてきた語学・評論の第一人者、中野久夫さんによる、スペイン語学習の王道ともいえる入門書です。
中野久夫『新版 はじめてのスペイン語』(明日香出版社)
本書は、「スペイン語をゼロから学ぶ人」のために作られた、とても丁寧で、安心感のある入門書です。文字と発音の基礎からスタートし、あいさつ、食事、買い物、旅行など、実生活ですぐに使えるフレーズを中心に構成されています。
さらに大きな特長は、英語と比較しながら文法を説明している点。英語学習の経験がある方なら、「なるほど、そういうことか」と腑に落ちる構成になっています。
本書は、以下の4部構成から成っています。
1.アルファベートと発音
2.基本文法
3.日常生活のやさしいフレーズ
4.旅行で使えるフレーズ
本書の前半では、スペイン語の音としくみを、じっくりと学んでいきます。主なポイントは以下の通りです。「入門書なのに、ここまで扱うの?」と思うほど内容は充実していますが、説明はあくまで簡潔で、初学者を置いてきぼりにしません。
◆ アルファベットと発音のルール
◆ スペイン語の特徴を英語と対比して理解
◆ ser と estar の使い分け
◆ 規則動詞・不規則動詞の基本
◆ 過去・未来・命令形・接続法までをコンパクトに整理
この本の中盤では、日常生活でよく使う表現がテーマ別に紹介されます。すべてのフレーズにカタカナ読み+音声が付いているため、発音に不安がある方でも安心です。主なポイントは次の通り。
◆ あいさつ・お礼・おわび
◆ 気持ちや希望の伝え方
◆ 相手にたずねる表現
◆ 時間・日付・誘い方
◆ 許可・否定・依頼の言い回し
本書の後半では、旅行シーンを想定した、実践的なフレーズが展開されます。さらに、
スペインの有名なことわざや、スペイン語の文を作る練習問題も収録されており、学びを「使う」段階へと導いてくれます。主なポイントは以下の通りです。
◆ ホテル・交通機関での会話
◆ レストランやショッピング
◆ 観光地でのやりとり
◆ トラブル時の表現
◆ 体調不良を伝えるフレーズ
この本の巻末には、日本語から引けるスペイン語ミニ辞典(約800語)を収録、辞書を別に用意しなくても、学習を進められるのは大きな魅力です。
この本を読んで感じるのは、スペイン語は「感覚」だけで学ぶ言語ではなく、きちんと理解すれば、むしろ論理的で学びやすい言語だということ。
旅行が好きな方、スペインや中南米の文化に興味がある方、英語の次の一歩として新しい言語に挑戦したい方に、自信をもっておすすめできる一冊です。
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では、今日もハッピーな1日を!【3986日目】








