書評ブログ

『やり抜く力 GRIT-人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』

「人生でなにを成し遂げられるかは、生まれ持った才能よりも、情熱と粘り強さによって決まる可能性が高い」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、ペンシルベニア大学心理学教授アンジェラ・ダックワースさんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

アンジェラ・ダックワース『やり抜く力 GRIT-人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(ダイヤモンド社)

 

 

この本は、少女時代から父親に「お前は天才ではない」と言われ続けてきたにも関わらず、世界最難関の名門大学に次々に進学し、やがて博士号を取得して、「天才賞」と言われる「マッカーサー賞」を受賞した著者の体験から始まっています。

 

 

 

本書は以下の13部構成から成っています。

 

 

1.「やり抜く力」の秘密-なぜ、彼らはそこまでがんばれるのか?

 

2.「才能」では成功できない-「成功する者」と「失敗する者」を分けるもの

 

3.努力と才能の「達成の方程式」-一流の人がしている当たり前のこと

 

4.あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか?-「情熱」と「粘り強さ」がわかるテスト

 

5.「やり抜く力」は伸ばせる-自分をつくる「遺伝子と経験のミックス」

 

 

6.「興味」を結びつける-情熱を抱き、没頭する技術

 

7.成功する「練習」の法則-やってもムダな方法、やっただけ成果の出る方法

 

8.「目的」を見出す-鉄人は必ず「他者」を目的にする

 

9.この「希望」が背中を押す-「もう一度立ち上がれる」考え方をつくる

 

 

10.「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法-科学では「賢明な子育て」の答えは出ている

 

11.「課外活動」を絶対にすべし-「1年以上継続」と「進歩経験」の衝撃的な効果

 

12.まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう-人が大きく変わる「もっとも確実な条件」

 

13.最後に-人生のマラソンで真に成功する

 

 

この本では、持っている才能を十分に発揮するためには、「やり抜く力」がいかに重要かを説明しています。

 

 

私たちの人生のマラソンでなにを成し遂げられるかは、まさに「やり抜く力」-長期的な目標に向けた「情熱」と「粘り強さ」-にかかっている、と著者は言います。

 

 

また本書では、「やり抜く力」を強くする4ステップを以下の通り、説明しています。

 

1.興味

2.練習

3.目的

4.希望

 

 

これら4つのステップは、もともと「あるかないか」という性質のものではなく、自ら身につけることができる、と著者は言います。

 

 

要するに、「やり抜く」人は、「自分のやっていることに深く尽きせぬ興味を持ち、つねに挑戦をいとわず、しっかりとした目的意識を持って、“ 自分にはどんな逆境にもめげずに、目標に向かって進み続ける根性がある ” という明るい自信を持っている」、ということです。

 

 

そして、偉大な人とふつうの人の決定的なちがいは、「動機の持続性」だということです。つまり、「1年以上継続」、「進歩」を経験した人が成功する、と述べています。

 

 

そして本書の締め括りとして、著者は次のメッセージを繰り返し訴えています。

 

 

◆ 「やり抜く力」は伸ばせる

 

◆ 「やり抜く力」が強いほと「幸福感」も高い

 

◆ 「やり抜く力」が強すぎて「困る」ことはない

 

◆ 誰でも「天才」になれる

 

 

私はこの本を読んで、「自分が主役の人生」という目標に向かって、「情熱」と「粘り強さ」を持って、継続して努力する姿勢が間違っていないことを確信し、大いに勇気づけられました。

 

 

あなたも本書を読んで、人生のマラソンにおいて、「GRIT=やり抜く力」の重要性を実感してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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