「知」を支える頭と体の整え方を指南する本があります。本日紹介するのは、91歳にしてなお、現役で「知の創造」を続ける外山滋比古さんが書いた、こちらの書です。
外山滋比古『元気の源 五体の散歩』(祥伝社)
この本は、昨日のドキュメンタリー・ブログ『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』の第65回でも紹介しました。まずは、こちらのリンクからどうぞ。
外山滋比古さんは、91歳の現在も定期で地下鉄に乗って、皇居の周辺を散歩し、大手町のカフェに空いていれば寄って帰る朝の活動を日課にしています。
本書は、以下の18部構成から成っています。
1.歩けば・・・・ <足の散歩>
2.朝飯前 <足の散歩>
3.手持ち無沙汰 <手の散歩>
4.歯も散歩する <口の散歩>
5.エクササイズ <口の散歩>
6.モンジュール <口の散歩>
7.セレンディピティ <口の散歩>
8.ちいさな旅 <目の散歩>
9.片づけ <手の散歩>
10.スポーツ観戦 <目の散歩>
11.目の保養 <目の散歩>
12.耳のよろこび、風の音 <耳の散歩>
13.余白の美 <目の散歩>
14.座談会 <口の散歩>
15.朝考 <頭の散歩>
16.耳の忘れ <耳の散歩>
17.動くパーティ <足の散歩>
18.転がる石のように <五体の散歩>
著者の外山さんが提唱する「五体の散歩」とは、次の5つです。
1.足の散歩 (普通の散歩、動くパーティー)
2.手の散歩 (家事、料理、編み物、文字書き、指揮者、片づけ)
3.口の散歩 (ゆっくりよく噛む、雑談の会、座談会)
4.耳目の散歩 (風の音、朗読を聞く、ちいさな旅、スポーツ観戦、余白の美)
5.頭の散歩 (朝考、馬上、枕上、厠上)
外山さんは、若い時には健康診断で数値が悪い項目がいくつもあったが、90歳にして47の検査項目すべてにおいて問題なしの「オールA」となったそうです。
「知の巨人」が実践しているちょっとした習慣が、「心身壮健」に繋がっている、ということです。
あなたも、外山さんが実践している「五体の散歩」をまねて、心身共に健康を実現してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!